未知の波形と測定表から音の高さを判断しよう
このレッスンの役割
「音の高さと振動数」の仕上げです。表示時間が異なる波形や測定表から、回数÷時間で振動数を求め、音の高低を根拠付きで判断します。振幅の情報が同時に示されても、問われた量を選び分けます。
知る・理解する
初見資料は次の順で処理します。
- 横軸の単位と表示時間を確認する。
- 完全な振動回数を数える。
- ミリ秒なら秒へ直す。
- 振動回数÷時間でHzを求める。
- 振動数が大きい方を高い音とする。
- 振幅は高さの根拠に使わない。
具体例で使う
図のPは10 ms=0.010秒に4回なので、4÷0.010=400 Hzです。Qは20 ms=0.020秒に6回なので、6÷0.020=300 Hzです。画面内の回数はQが多いものの、1秒あたりではPが多いため、Pの音が高いと判断します。
もしPの縦幅がQより小さくても、高さの結論は変わりません。Pは小さいが高い音、Qは大きいが低い音という組合せも可能です。
誤答を直して次の学びへつなげる
「Qは6回、Pは4回なのでQが高い」は、表示時間の違いを無視しています。「Pの波形は低く描かれているので低い音」は、縦方向の振幅を高さと混同しています。
次の「波形から音を読み取ろう」では、同じ波形から縦の振幅と横の振動数を同時に読み、音の大きさと高さを組み合わせて判断します。
自分で確かめよう
確認1:10 msは何秒ですか。
10÷1000=0.010秒です。確認2:25 msに10回振動する音は何Hzですか。
25 ms=0.025秒なので、10÷0.025=400 Hzです。確認3:振幅が小さく振動数が大きい音は、どう聞こえますか。
小さくて高い音です。大きさと高さは別々に表せます。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。