LESSON 01

音の高さと振動数

未知の波形と測定表から音の高さを判断しよう

表示時間の異なる初見波形から振動数を計算し、振幅と切り分けて音の高さを判断します。

未知の波形と測定表から音の高さを判断しよう

このレッスンの役割

「音の高さと振動数」の仕上げです。表示時間が異なる波形や測定表から、回数÷時間で振動数を求め、音の高低を根拠付きで判断します。振幅の情報が同時に示されても、問われた量を選び分けます。

知る・理解する

初見資料は次の順で処理します。

  1. 横軸の単位と表示時間を確認する。
  2. 完全な振動回数を数える。
  3. ミリ秒なら秒へ直す。
  4. 振動回数÷時間でHzを求める。
  5. 振動数が大きい方を高い音とする。
  6. 振幅は高さの根拠に使わない。

表示時間と振動回数が異なる波形PとQの振動数比較Pは10ミリ秒に4回で400Hz、Qは20ミリ秒に6回で300Hzなので、見た回数はQが多いがPの音が高いP:10 msに4回4 ÷ 0.010 = 400 HzQ:20 msに6回6 ÷ 0.020 = 300 Hz回数だけでなく時間で割ると、Pの方が高い

具体例で使う

図のPは10 ms=0.010秒に4回なので、4÷0.010=400 Hzです。Qは20 ms=0.020秒に6回なので、6÷0.020=300 Hzです。画面内の回数はQが多いものの、1秒あたりではPが多いため、Pの音が高いと判断します。

もしPの縦幅がQより小さくても、高さの結論は変わりません。Pは小さいが高い音、Qは大きいが低い音という組合せも可能です。

誤答を直して次の学びへつなげる

「Qは6回、Pは4回なのでQが高い」は、表示時間の違いを無視しています。「Pの波形は低く描かれているので低い音」は、縦方向の振幅を高さと混同しています。

次の「波形から音を読み取ろう」では、同じ波形から縦の振幅と横の振動数を同時に読み、音の大きさと高さを組み合わせて判断します。

自分で確かめよう

確認1:10 msは何秒ですか。10÷1000=0.010秒です。
確認2:25 msに10回振動する音は何Hzですか。25 ms=0.025秒なので、10÷0.025=400 Hzです。
確認3:振幅が小さく振動数が大きい音は、どう聞こえますか。小さくて高い音です。大きさと高さは別々に表せます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。