LESSON 01

金星が満ち欠けする理由

初見の金星配置から形と観測条件を説明しよう

初見の金星配置から照明面・観測面・形・観測条件を統合して説明する。

初見の金星配置から形と観測条件を説明しよう

このセクションの仕上げです。初見図でも、太陽側を照らす→地球から見る→二方向の角度を比べる、の三操作で金星の形を説明します。

まず知る:初見配置を三操作で解く目標

①太陽から金星へ光線を引き、太陽側半球を照らします。②金星から地球へ視線を引きます。③太陽方向と地球方向の開きから明るい面の見える割合を判断します。

初見の金星配置を三操作で読む太陽光、地球からの視線、二方向の角度を順に描いて金星の形を判断する1 光を当てる2 地球から見る3 角度で形を判断

理解する:具体例の未知配置を解く

金星が太陽と地球の間に近く、少し横へずれた位置なら、地球からは太陽側の面を少しだけ見るため細い形です。太陽の向こう側に近ければ、明るい面を多く見るため丸い形です。

金星は内惑星なので、地球から見て太陽と反対方向には来ません。したがって真夜中に南中する満月のような見え方はしません。ただし見える具体的な時刻は次の別セクションで詳しく扱います。

使う:間違いを避けて答案を確かめる

答案例は「金星の太陽側半球が照らされている。金星から見た太陽方向と地球方向が大きく開くため、地球から見える明るい割合は小さく、細く見える」です。図の左右ではなく二方向を根拠にします。

理解チェック1:初見図で最初に描くものは?太陽光の方向と金星の太陽側の明るい半球です。
理解チェック2:金星が内合側に近いと形は?明るい部分が少なく、細い形です。

転用する:まとめを見かけの大きさへつなぐ

初見配置から金星の形を説明できました。次のセクションでは同じ配置に地球―金星間の距離を加え、細い金星ほど大きく、丸い金星ほど小さく見えやすい理由を学びます。

理解チェック3:形だけから見かけの大きさを正確に決められる?決められません。地球からの距離の資料も必要です。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。