地球の影・月面の明暗・左右の向きの誤答を直そう
満ち欠けは配置・反射・公転を同時に考えるため、図の見方を一つ取り違えるだけで誤答になります。ここでは「照明」「観測」「時間」「視点」の四基準から修正します。
まず知る:誤答を四基準で直す目標
通常の満ち欠けは地球の影ではなく、照らされた半球の見える割合で起こります。また、上から見た配置図の右左と、地上で見る月の明るい右左はそのまま一致するとは限りません。
| 誤答 | ずれた基準 | 修正 |
|---|---|---|
| 欠けた部分は地球の影 | 照明 | 通常は月自身の夜側 |
| 月の裏側は永久に暗い | 観測 | 地球から見えにくいだけで昼夜がある |
| 図の右側の月は右が光る | 視点 | 地球から見直して判断 |
理解する:具体例で影と夜側を確かめる
半月の暗い側は、太陽光が当たっていない月自身の夜側です。地球の影が月に届くのは、太陽―地球―月がほぼ一直線になる月食のときだけです。毎月の連続した満ち欠けを地球の影では説明できません。
また「上弦は必ず絵の右が明るい」と画像だけで暗記すると、図が回転・反転された問題に対応できません。太陽光を描き、地球からの視線へ描き直します。
使う:間違いの最初の原因を確かめる
誤答「配置図の上側に月があるから、空でも上に見える」は、宇宙を上から見た図と地上の空を混同しています。配置図の上下は空の高度ではありません。観測者・方位・時刻を別に与えられて初めて空での位置を判断できます。
理解チェック1:半月の暗い側は地球の影?
通常は違います。太陽光が当たっていない月自身の夜側です。理解チェック2:配置図の右左だけで月面の明るい右左を決められる?
決められません。太陽光と地球から見る方向へ視点を切り替えます。転用する:まとめを初見配置へつなぐ
誤答を四基準へ戻して修正できました。次は向きが回転された初見配置図でも、太陽側を照らし、地球から見える形と次の変化を説明します。
理解チェック3:月の裏側にも昼はある?
あります。地球から見えるかどうかと、太陽光が当たるかどうかは別です。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。