光球と黒点を温度差から説明しよう
前のレッスンでは、太陽を直接見ずに同条件の観察画像を得る方法を学びました。今回は、白く明るい面と黒い模様が何を表すかを、光球と黒点の温度差から説明します。
まず知る:見える表面と暗い部分を区別する目標
可視光で普段見える太陽の表面を光球といいます。光球の温度は約6000℃です。黒点は周囲の光球より温度が低いため、比べると暗く見える部分です。ただし黒点も約4000℃ほどあり、冷たい穴ではありません。
| 部分 | 温度の目安 | 見え方 |
|---|---|---|
| 光球 | 約6000℃ | 明るい面 |
| 黒点 | 約4000℃ | 周囲より暗い |
理解する:具体例で相対的な暗さを考える
明るい照明の横では、少し暗い照明が黒っぽく見えることがあります。黒点も同様に、非常に明るい光球と比べて放つ光が少ないため暗く見えます。「黒く見える=光をまったく出さない」ではありません。
黒点は太陽の磁場と関係する領域ですが、その詳しい仕組みは高校以降に扱います。ここでは、温度差と見え方の因果を確実にします。
使う:間違いを直して温度差を確かめる
「黒点は太陽表面に開いた穴」は誤りです。画像で暗く見える理由は、周囲より温度が低く放つ光が少ないからです。「黒点は冷たい」も日常温度と混同しており、正しくは周囲より低温です。
理解チェック1:普段見える太陽の表面を何という?
光球です。理解チェック2:黒点が暗く見える理由は?
周囲の光球より温度が低く、放つ光が少ないからです。転用する:まとめを太陽の自転へつなぐ
光球上の黒点を同じ条件で数日追うと、黒点群が太陽面を横切るように移動します。次は、その位置変化を資料として、太陽が自転していることと周期の目安を求めます。
理解チェック3:「黒点は低温だから冷たい」は正確?
正確ではありません。約4000℃ほどあり、周囲の光球より低温という意味です。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。