LESSON 01

太陽の特徴

光球と黒点を温度差から説明しよう

可視表面の光球と、周囲より低温で暗く見える黒点を温度差から説明する。

光球と黒点を温度差から説明しよう

前のレッスンでは、太陽を直接見ずに同条件の観察画像を得る方法を学びました。今回は、白く明るい面と黒い模様が何を表すかを、光球と黒点の温度差から説明します。

まず知る:見える表面と暗い部分を区別する目標

可視光で普段見える太陽の表面を光球といいます。光球の温度は約6000℃です。黒点は周囲の光球より温度が低いため、比べると暗く見える部分です。ただし黒点も約4000℃ほどあり、冷たい穴ではありません。

部分 温度の目安 見え方
光球 約6000℃ 明るい面
黒点 約4000℃ 周囲より暗い

明るい光球と周囲より低温な黒点太陽の可視表面である光球の中に周囲より温度が低いため暗く見える黒点を描き絶対的に冷たい穴ではないことを示す黒点周囲より低温で暗い光球:約6000℃

理解する:具体例で相対的な暗さを考える

明るい照明の横では、少し暗い照明が黒っぽく見えることがあります。黒点も同様に、非常に明るい光球と比べて放つ光が少ないため暗く見えます。「黒く見える=光をまったく出さない」ではありません。

黒点は太陽の磁場と関係する領域ですが、その詳しい仕組みは高校以降に扱います。ここでは、温度差と見え方の因果を確実にします。

使う:間違いを直して温度差を確かめる

「黒点は太陽表面に開いた穴」は誤りです。画像で暗く見える理由は、周囲より温度が低く放つ光が少ないからです。「黒点は冷たい」も日常温度と混同しており、正しくは周囲より低温です。

理解チェック1:普段見える太陽の表面を何という?光球です。
理解チェック2:黒点が暗く見える理由は?周囲の光球より温度が低く、放つ光が少ないからです。

転用する:まとめを太陽の自転へつなぐ

光球上の黒点を同じ条件で数日追うと、黒点群が太陽面を横切るように移動します。次は、その位置変化を資料として、太陽が自転していることと周期の目安を求めます。

理解チェック3:「黒点は低温だから冷たい」は正確?正確ではありません。約4000℃ほどあり、周囲の光球より低温という意味です。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。