黒点の移動から太陽の自転を確かめよう
前のレッスンでは、黒点が光球より低温で暗く見える領域だと学びました。今回は、同じ黒点群を連続画像で追い、太陽が自転している証拠と自転周期の目安を読み取ります。
まず知る:位置変化から回転を推定する目標
同じ黒点群が数日かけて太陽面を同じ向きへ移れば、太陽表面が回転している証拠になります。太陽は気体・プラズマの球なので、緯度によって回転周期が少し異なります。赤道付近の自転は約25日、地球から黒点が同じ向きへ戻る見かけの周期は約27日が目安です。
| 資料 | 読み取ること |
|---|---|
| 同じ時刻の連続画像 | 黒点群の移動方向 |
| 中心角と日数 | 回転周期の概算 |
| 黒点の形・個数の変化 | 同じ黒点かの不確かさ |
理解する:具体例で周期を概算する
黒点群が6日間で太陽の回転角約90°分移動したとモデル化します。360°は90°の4倍なので、周期は6日×4=約24日です。資料の誤差や地球自身の公転もあるため、教科書値と完全一致しなくても概算として評価します。
使う:間違いを直して証拠を確かめる
一枚の画像だけでは移動も自転周期も分かりません。日時と向きがそろった複数画像が必要です。また黒点は形が変化したり消えたりするため、位置だけでなく黒点群の並びも使って対応づけます。
理解チェック1:黒点移動から分かる太陽の運動は?
太陽が自転していることです。理解チェック2:5日で72°回転したモデルなら周期は?
360÷72=5倍なので、5日×5=約25日です。転用する:まとめを誤答修正へつなぐ
連続画像の移動角と日数から、太陽の自転を証拠付きで説明できます。次は、太陽は燃える固体、黒点は穴、黒点の全移動が自転だけによる、という誤答を模型の限界から直します。
理解チェック3:太陽の回転周期が一つに完全固定されない理由は?
太陽は固体ではなく、緯度によって回転の速さが少し異なるからです。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。