LESSON 01

太陽の特徴

黒点の移動から太陽の自転を確かめよう

連続画像の黒点位置から太陽の自転を判断し、回転周期を概算する。

黒点の移動から太陽の自転を確かめよう

前のレッスンでは、黒点が光球より低温で暗く見える領域だと学びました。今回は、同じ黒点群を連続画像で追い、太陽が自転している証拠と自転周期の目安を読み取ります。

まず知る:位置変化から回転を推定する目標

同じ黒点群が数日かけて太陽面を同じ向きへ移れば、太陽表面が回転している証拠になります。太陽は気体・プラズマの球なので、緯度によって回転周期が少し異なります。赤道付近の自転は約25日、地球から黒点が同じ向きへ戻る見かけの周期は約27日が目安です。

資料 読み取ること
同じ時刻の連続画像 黒点群の移動方向
中心角と日数 回転周期の概算
黒点の形・個数の変化 同じ黒点かの不確かさ

連続画像で太陽面を移動する黒点群一日目、四日目、七日目の太陽円盤で同じ黒点群が左側から中央を通り右側へ移り太陽の自転を示す1日目4日目7日目

理解する:具体例で周期を概算する

黒点群が6日間で太陽の回転角約90°分移動したとモデル化します。360°は90°の4倍なので、周期は6日×4=約24日です。資料の誤差や地球自身の公転もあるため、教科書値と完全一致しなくても概算として評価します。

使う:間違いを直して証拠を確かめる

一枚の画像だけでは移動も自転周期も分かりません。日時と向きがそろった複数画像が必要です。また黒点は形が変化したり消えたりするため、位置だけでなく黒点群の並びも使って対応づけます。

理解チェック1:黒点移動から分かる太陽の運動は?太陽が自転していることです。
理解チェック2:5日で72°回転したモデルなら周期は?360÷72=5倍なので、5日×5=約25日です。

転用する:まとめを誤答修正へつなぐ

連続画像の移動角と日数から、太陽の自転を証拠付きで説明できます。次は、太陽は燃える固体、黒点は穴、黒点の全移動が自転だけによる、という誤答を模型の限界から直します。

理解チェック3:太陽の回転周期が一つに完全固定されない理由は?太陽は固体ではなく、緯度によって回転の速さが少し異なるからです。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。