月が毎日約50分遅れて昇ることを計算しよう
月の形ごとの時刻を角度から導けました。しかし月の出は毎日同じ時刻ではありません。月自身が公転して位置を変えるため、地球は翌日少し余分に自転する必要があります。
まず知る:一日の公転角を時間へ変える目標
月は約27.3日で地球のまわりを一周するので、恒星を基準に一日あたり約360÷27.3≒13度東へ進みます。地球は1時間に約15度自転するため、その13度を追いつくには約13÷15時間かかります。
13÷15時間≒0.87時間≒52分
理解する:具体例で翌日の時刻を確かめる
ある日に月が19時10分に昇ったとします。平均的には翌日、約50分後の20時ごろに昇ると予測できます。さらに翌日は20時50分ごろです。ただし月の軌道は円ではなく、地平線との交わり方も季節や場所で変わるため、実際の遅れは毎日ぴったり50分ではありません。
この遅れの原因は地球の自転が遅くなることではありません。月が公転して、前日より東側へ位置を変えることです。
使う:間違いを避けて時刻を確かめる
例題:21時30分に昇った月の2日後を平均で見積もります。50分×2=100分=1時間40分なので、23時10分ごろです。24時を超える場合は翌日の日付へ繰り上げます。
理解チェック1:月は一日に約何度公転する?
約13度です。理解チェック2:13度を地球の自転時間へ直すと約何分?
13÷15時間より約52分、概数で約50分です。転用する:まとめを誤答修正へつなぐ
毎日の遅れを公転角と自転速度から計算できました。次は方位・時刻・形を丸暗記したことで起こる誤答を、配置と運動へ戻して修正します。
理解チェック3:毎日必ず正確に50分遅れる?
いいえ。約50分は平均的な目安で、実際の値は変化します。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。