LESSON 01

月が見える方位と時刻

上弦は夕方・満月は真夜中に南中する理由を説明しよう

太陽との角度差を地球の自転時間へ換算し、上弦と満月の南中時刻を説明する。

上弦は夕方・満月は真夜中に南中する理由を説明しよう

前のレッスンで時刻表を作りました。今回は表を覚えるだけでなく、太陽と月の角度差を地球の自転時間へ変換し、南中時刻のずれを説明します。

まず知る:角度を時刻へ変える目標

地球は約24時間で360度自転するため、1時間では約15度回ります。したがって90度の角度差は約6時間、180度は約12時間の時刻差に対応します。

太陽との角度差 時刻差 代表的な月
0度 0時間 新月
90度 6時間 上弦・下弦
180度 12時間 満月

太陽との角度差を時刻差へ変える地球の自転360度24時間から、90度は6時間、180度は12時間に対応する90°360° : 24時間90° : 6時間180° : 12時間

理解する:具体例で上弦と満月を確かめる

太陽は12時ごろ南中します。上弦は太陽から東へ約90度離れて見えるので、地球がさらに約90度、つまり約6時間自転すると南中し、18時ごろになります。満月は太陽と約180度反対なので、約12時間後の0時ごろ南中します。

下弦は太陽より約90度先に南中する位置関係なので、太陽の南中より約6時間前、6時ごろ南中します。角度の前後は公転方向と配置図で確認します。

使う:間違いを直して理由を確かめる

「上弦は半月だから一日の半分の12時間ずれる」は、形の割合と角度を混同しています。上弦の位置は太陽方向と約90度なので、90÷15=6時間のずれです。

理解チェック1:地球は1時間に約何度自転する?約15度です。
理解チェック2:太陽と180度離れた満月の南中は太陽より約何時間ずれる?約12時間です。

転用する:まとめを毎日の約50分へつなぐ

角度を自転時間へ変換できました。次は月が一日で公転する約13度を同じ15度毎時で割り、翌日の月の出が約50分遅れることを求めます。

理解チェック3:上弦の90度は何時間に相当する?90÷15=6時間です。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。