自転・公転の表を単位と基準をそろえて比べよう
これまでに自転周期と公転周期を別々に学びました。今回は混合資料を正確に読む手順を身に付けます。値の大小より先に、列名・単位・向き・基準を確認するのが中心技能です。
まず知る:四つの比較基準を使う目標
表を見るときは、①自転か公転か、②時間の単位、③向きの基準、④概数か正確な値かを確認します。24時間=1日、約365日=1年を使うと単位をそろえられます。
| 惑星 | 自転周期 | 公転周期 |
|---|---|---|
| 地球 | 24時間 | 365日 |
| 火星 | 24.6時間 | 687日 |
| 木星 | 9.9時間 | 11.9年 |
理解する:具体例で同じ量を確かめる
火星の自転周期24.6時間と地球の公転周期365日を比べても、運動の意味が違うため学習上の結論になりません。自転周期どうし、公転周期どうしを比べます。また、木星の公転周期11.9年を日へ直すなら、約11.9×365=約4340日です。
表の値が「地球を1とした比」の場合は、実際の時間そのものではありません。比なのか、時間なのかも見出しで区別します。
使う:間違いを避けて比較文を確かめる
火星の一回の自転は地球より約0.6時間長い一方、公転には地球の約687÷365=1.88倍の時間がかかります。したがって「一日の長さは地球に近いが、一年は地球よりかなり長い」と説明できます。
理解チェック1:11.9年と687日を比べる前に何をする?
年か日に単位をそろえます。理解チェック2:自転周期が短い惑星は公転周期も短い?
必ずしもそうではありません。二つは別の運動の周期です。転用する:まとめを誤答修正へつなぐ
初見資料でも「列名→単位→同じ運動→結論」の順なら混同を防げます。次は、この手順を使って一日と一年、見かけの向きと実際の運動に関する典型誤答を直します。
理解チェック3:火星の一年は地球の何倍程度?
687÷365より、約1.9倍です。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。