LESSON 01

惑星の自転と公転

自転・公転の表を単位と基準をそろえて比べよう

時・日・年の単位と列の意味をそろえ、自転周期と公転周期を混同せず比較する。

自転・公転の表を単位と基準をそろえて比べよう

これまでに自転周期と公転周期を別々に学びました。今回は混合資料を正確に読む手順を身に付けます。値の大小より先に、列名・単位・向き・基準を確認するのが中心技能です。

まず知る:四つの比較基準を使う目標

表を見るときは、①自転か公転か、②時間の単位、③向きの基準、④概数か正確な値かを確認します。24時間=1日、約365日=1年を使うと単位をそろえられます。

惑星 自転周期 公転周期
地球 24時間 365日
火星 24.6時間 687日
木星 9.9時間 11.9年

自転周期と公転周期を別々に比較する手順列名確認、単位換算、同じ運動同士の比較、結論の順を示す列名を確認単位を換算同じ運動を比較根拠付き結論

理解する:具体例で同じ量を確かめる

火星の自転周期24.6時間と地球の公転周期365日を比べても、運動の意味が違うため学習上の結論になりません。自転周期どうし、公転周期どうしを比べます。また、木星の公転周期11.9年を日へ直すなら、約11.9×365=約4340日です。

表の値が「地球を1とした比」の場合は、実際の時間そのものではありません。比なのか、時間なのかも見出しで区別します。

使う:間違いを避けて比較文を確かめる

火星の一回の自転は地球より約0.6時間長い一方、公転には地球の約687÷365=1.88倍の時間がかかります。したがって「一日の長さは地球に近いが、一年は地球よりかなり長い」と説明できます。

理解チェック1:11.9年と687日を比べる前に何をする?年か日に単位をそろえます。
理解チェック2:自転周期が短い惑星は公転周期も短い?必ずしもそうではありません。二つは別の運動の周期です。

転用する:まとめを誤答修正へつなぐ

初見資料でも「列名→単位→同じ運動→結論」の順なら混同を防げます。次は、この手順を使って一日と一年、見かけの向きと実際の運動に関する典型誤答を直します。

理解チェック3:火星の一年は地球の何倍程度?687÷365より、約1.9倍です。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。