初見の外惑星資料から配置・時刻・動きを統合しよう
このセクションの仕上げです。配置図、出没時刻表、背景星上の位置グラフから必要な証拠を選び、合・衝・矩、観測時刻、順行・留・逆行を一つの説明へ統合します。
まず知る:資料の役割を選ぶ目標
配置図は太陽・地球・外惑星の並び、出没表は見える時間帯、星図・グラフは背景星に対する動きを示します。設問が求める量と、資料が直接示す量を対応させます。
| 設問 | 最初に使う資料 |
|---|---|
| 合・衝・矩のどれか | 太陽・地球・外惑星の配置図 |
| 何時ごろ見えるか | 配置と出没時刻表 |
| 順行・留・逆行のどれか | 複数日の背景星上の位置 |
| 逆行の原因 | 地球と外惑星の軌道・視線模型 |
理解する:具体例で三資料をつなぐ
資料Aで太陽―地球―火星の順に並び、火星が日没ごろ昇るなら衝です。背景星グラフで火星の位置が数週間、通常と逆向きへ動いていれば逆行です。衝の前後に内側を速く回る地球が火星を追い越し、視線が逆向きに移るためだと説明します。
配置から観測時刻、グラフから見かけの動き、軌道模型から原因を取ります。証拠と説明モデルを同じものとして扱いません。
使う:一資料だけで断定する誤答を直す
「真夜中に見えたから必ず衝」は候補としては有力ですが、出没時刻には幅があります。正確には配置図や太陽との角度も確認します。「西へ動く線だから逆行」も、横軸が一晩の時刻か複数の日付かを見ないと決められません。
理解チェック1:太陽―地球―外惑星の配置名は?
衝です。理解チェック2:逆行の判定でグラフの横軸を確認する理由は?
一晩の日周運動ではなく、複数日にわたる背景星に対する位置変化かを区別するためです。転用する:確かめをまとめ、次の恒星・銀河へつなぐ
外惑星の配置・時刻・見かけの動きを統合できました。次のセクションでは、ここで位置の基準にした恒星そのものへ注目し、恒星の明るさ・距離と、銀河を含む宇宙の広がりを学びます。
理解チェック3:初見資料を統合する順番は?
配置図で合・衝・矩を決め、出没表で観測時刻を確認し、複数日の星図で順逆行を判定し、軌道模型で原因を説明します。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。