自転の向きと周期から一日の違いを説明しよう
前のレッスンで自転と公転を区別しました。今回は自転だけに注目し、向きと周期の違いが惑星ごとの昼夜にどう関わるかを理解します。
まず知る:自転周期と向きを読む目標
自転周期は、惑星が自転で一回転するのにかかる時間です。地球は約24時間、木星は約10時間、金星は約243日で一回転します。大きな惑星ほど必ずゆっくり回る、という規則はありません。
| 惑星 | 自転周期のおよその値 | 向きの特徴 |
|---|---|---|
| 地球 | 24時間 | 多くの惑星と同じ向き |
| 木星 | 10時間 | 地球より速い |
| 金星 | 243日 | 多くの惑星と反対向き |
理解する:具体例で昼夜の交代を確かめる
太陽に向いた側は昼、反対側は夜です。惑星が自転すると、同じ地点が明るい側と暗い側を順に通ります。ただし「自転周期」と、日の出から次の日の出までの「太陽日」は、公転も同時に起こるため厳密には同じとは限りません。中学では、表の見出しが自転周期か一日の長さかを必ず確かめます。
自転方向を答えるときは、どちら側から見た図かも必要です。太陽系を北側から見た図では、多くの惑星は反時計回りですが、金星などには例外があります。
使う:間違いを避けて回転回数を確かめる
地球が一回自転する約24時間に、木星は約24÷10=2.4回自転します。これは近似値です。単位を時間にそろえてから割り算をします。自転が速いことから公転も速いとは判断できません。
理解チェック1:自転周期が短いとはどんな意味?
一回転にかかる時間が短く、自転が速いという意味です。理解チェック2:夜は太陽が消えるために起こる?
いいえ。自転により観測地点が太陽と反対側へ移るためです。転用する:まとめを公転周期の資料へつなぐ
初見の回転矢印では、観測する側と矢印の向きを先に確認します。次は太陽からの距離と公転周期を比べ、自転周期とは別の規則性を読み取ります。
理解チェック3:木星の自転が地球より速いので、木星の一年も短い?
そのようには判断できません。一年は公転周期で決まり、自転周期とは別の量です。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。