LESSON 01

惑星の自転と公転

自転の向きと周期から一日の違いを説明しよう

惑星ごとの自転方向と自転周期を比べ、昼夜の交代と一日の表現の注意点を説明する。

自転の向きと周期から一日の違いを説明しよう

前のレッスンで自転と公転を区別しました。今回は自転だけに注目し、向きと周期の違いが惑星ごとの昼夜にどう関わるかを理解します。

まず知る:自転周期と向きを読む目標

自転周期は、惑星が自転で一回転するのにかかる時間です。地球は約24時間、木星は約10時間、金星は約243日で一回転します。大きな惑星ほど必ずゆっくり回る、という規則はありません。

惑星 自転周期のおよその値 向きの特徴
地球 24時間 多くの惑星と同じ向き
木星 10時間 地球より速い
金星 243日 多くの惑星と反対向き

自転周期が異なる三惑星地球、木星、金星の回転矢印と一回転にかかる時間を比較する地球 約24時間木星 約10時間金星 約243日

理解する:具体例で昼夜の交代を確かめる

太陽に向いた側は昼、反対側は夜です。惑星が自転すると、同じ地点が明るい側と暗い側を順に通ります。ただし「自転周期」と、日の出から次の日の出までの「太陽日」は、公転も同時に起こるため厳密には同じとは限りません。中学では、表の見出しが自転周期か一日の長さかを必ず確かめます。

自転方向を答えるときは、どちら側から見た図かも必要です。太陽系を北側から見た図では、多くの惑星は反時計回りですが、金星などには例外があります。

使う:間違いを避けて回転回数を確かめる

地球が一回自転する約24時間に、木星は約24÷10=2.4回自転します。これは近似値です。単位を時間にそろえてから割り算をします。自転が速いことから公転も速いとは判断できません。

理解チェック1:自転周期が短いとはどんな意味?一回転にかかる時間が短く、自転が速いという意味です。
理解チェック2:夜は太陽が消えるために起こる?いいえ。自転により観測地点が太陽と反対側へ移るためです。

転用する:まとめを公転周期の資料へつなぐ

初見の回転矢印では、観測する側と矢印の向きを先に確認します。次は太陽からの距離と公転周期を比べ、自転周期とは別の規則性を読み取ります。

理解チェック3:木星の自転が地球より速いので、木星の一年も短い?そのようには判断できません。一年は公転周期で決まり、自転周期とは別の量です。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。