LESSON 01

月は光を反射して見える

入射光・反射光・観測者を図から読み取ろう

太陽から月への入射光と、月面から観測者へ届く反射光を光路図から読み取る。

入射光・反射光・観測者を図から読み取ろう

照らされた半球と見える半球を区別できました。ここでは入試でよく使われる光路図を読み、光がどこからどこへ進むかを矢印で説明します。

まず知る:光路を順方向に追う目標

入射光は光源から物体へ入る光、反射光は物体で向きを変えて出ていく光です。月を見る光路は「太陽→月→観測者」です。目から月へ光が出ているのではありません。

矢印 意味
太陽→月 月面へ入る太陽光
月→地球 月面で反射して観測者へ届く光
月面の明暗境界 太陽光が当たる側と当たらない側の境界

月を見る光路図太陽から月への入射光と月から観測者への反射光を異なる色で示す入射光反射光

理解する:具体例で矢印の意味を確かめる

図の矢印が月から太陽へ向いていたら、光の進行方向としては誤りです。太陽が光源なので、入射光は太陽から月へ向きます。月面からは光がさまざまな方向へ反射し、そのうち地球方向へ進んだ光を観測します。

月面は鏡のような一方向だけの反射ではなく、でこぼこした表面で光を広い方向へ返します。そのため広い地域の観測者から月を見ることができます。

使う:間違いを避けて光路図を確かめる

光路図では、①光源を探す、②入射光を追う、③反射点を探す、④観測者へ届く矢印を追う、の順に読みます。写真の影は太陽と反対側へ伸びるので、影から太陽方向を推定できます。

理解チェック1:月を見る光路を二本の矢印で表すと?太陽→月、月→地球の観測者です。
理解チェック2:目から月へ光が進む?進みません。月面から届いた反射光を目が受け取ります。

転用する:まとめを誤解修正へつなぐ

光源・反射点・観測者を順に追えるようになりました。次はこの光路を根拠に、月が自ら光る、欠けた部分は地球の影、見えない側は永久に暗い、という誤解を直します。

理解チェック3:月面の影が右へ伸びる写真では太陽はおよそどちら?影と反対の左側にあると推定できます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。