入射光・反射光・観測者を図から読み取ろう
照らされた半球と見える半球を区別できました。ここでは入試でよく使われる光路図を読み、光がどこからどこへ進むかを矢印で説明します。
まず知る:光路を順方向に追う目標
入射光は光源から物体へ入る光、反射光は物体で向きを変えて出ていく光です。月を見る光路は「太陽→月→観測者」です。目から月へ光が出ているのではありません。
| 矢印 | 意味 |
|---|---|
| 太陽→月 | 月面へ入る太陽光 |
| 月→地球 | 月面で反射して観測者へ届く光 |
| 月面の明暗境界 | 太陽光が当たる側と当たらない側の境界 |
理解する:具体例で矢印の意味を確かめる
図の矢印が月から太陽へ向いていたら、光の進行方向としては誤りです。太陽が光源なので、入射光は太陽から月へ向きます。月面からは光がさまざまな方向へ反射し、そのうち地球方向へ進んだ光を観測します。
月面は鏡のような一方向だけの反射ではなく、でこぼこした表面で光を広い方向へ返します。そのため広い地域の観測者から月を見ることができます。
使う:間違いを避けて光路図を確かめる
光路図では、①光源を探す、②入射光を追う、③反射点を探す、④観測者へ届く矢印を追う、の順に読みます。写真の影は太陽と反対側へ伸びるので、影から太陽方向を推定できます。
理解チェック1:月を見る光路を二本の矢印で表すと?
太陽→月、月→地球の観測者です。理解チェック2:目から月へ光が進む?
進みません。月面から届いた反射光を目が受け取ります。転用する:まとめを誤解修正へつなぐ
光源・反射点・観測者を順に追えるようになりました。次はこの光路を根拠に、月が自ら光る、欠けた部分は地球の影、見えない側は永久に暗い、という誤解を直します。
理解チェック3:月面の影が右へ伸びる写真では太陽はおよそどちら?
影と反対の左側にあると推定できます。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。