LESSON 01

太陽系の全体像

大きさと距離を別の縮尺模型で表そう

太陽系模型で天体の大きさと軌道距離を別縮尺にし、図の目的と限界を説明する。

大きさと距離を別の縮尺模型で表そう

前のレッスンでは、太陽系の天体を公転関係の階層で整理しました。今回は、天体の大きさと天体間の距離が非常に異なるため、教科書の図が何を拡大・省略しているかを読みます。

まず知る:二つの縮尺を区別する目標

太陽の直径を約1.4 mに縮めると、地球は約1.3 cmですが、太陽から約150 m離れます。同じ紙面に大きさと距離を同じ縮尺で描くと、惑星は点より小さくなり、広い空白が必要です。そのため多くの模式図は、大きさと距離で別の縮尺を使います。

模型で比べるもの 確認する縮尺 注意
惑星の直径 大きさの縮尺 距離とは別の場合が多い
太陽からの位置 距離の縮尺 等間隔とは限らない

大きさ縮尺と距離縮尺を分けた太陽系模型上段は太陽と地球の直径比、下段は太陽と地球の距離を別の縮尺で示し一枚の図では同一縮尺にしにくいことを表す大きさの比較太陽地球距離の比較間には大きな空間

理解する:具体例で模型の目的を選ぶ

惑星の種類を比べたいなら、大きさを見えるように拡大した図が役立ちます。公転周期や太陽からの距離を比べたいなら、軌道半径の比を保つ図が必要です。どの模型にも目的と省略があります。

使う:間違いを直して縮尺を確かめる

教科書で地球が太陽のすぐ隣に描かれていても、実際に近いとは限りません。図の凡例や「大きさは実際の比ではない」という注記を確認します。注記がなければ、同縮尺だと決めつけません。

理解チェック1:大きさと距離を同じ縮尺で紙に描きにくい理由は?天体の大きさに比べ、天体間の距離が非常に大きいからです。
理解チェック2:模式図の惑星間隔は実際の比といえる?縮尺や凡例が示されていなければ、実際の比とはいえません。

転用する:まとめを公転の原因へつなぐ

模型の縮尺と目的を区別できれば、配置の関係だけを正しく利用できます。次は、惑星が太陽へ落ち込まず遠ざかりもしない公転を、前へ進む運動と太陽の重力から説明します。

理解チェック3:模型を見るとき最初に確認することは?何を比べる模型かと、大きさ・距離の縮尺です。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。