LESSON 01

恒星・銀河と宇宙の広がり

太陽も恒星の一つだと光り方から説明しよう

恒星の自発光と惑星の反射光を区別し、太陽を地球に最も近い恒星として説明する。

太陽も恒星の一つだと光り方から説明しよう

前のセクションでは、惑星の位置を調べる基準として背景の恒星を使いました。ここからは恒星そのものへ注目します。最初の目標は、太陽を特別扱いせず、光の生まれ方から恒星に分類することです。

まず知る:恒星と惑星を光で分ける目標

恒星は、自ら光と熱を出す巨大なガスの天体です。太陽の中心では水素からヘリウムができる核融合が起こり、放出されたエネルギーが光や熱として届きます。惑星は主に恒星の光を反射して見えます。

天体 光り方
恒星 内部で生じたエネルギーによって自ら光る 太陽、シリウス
惑星 恒星の光を反射して見える 地球、金星、木星
衛星 主に恒星の光を反射して見える

恒星と惑星の光り方太陽は内部から光を出す恒星で、地球や木星は太陽光を反射して見えることを示す太陽:自ら光る恒星惑星:太陽光を反射

理解する:具体例で太陽を恒星に分類する

夜空の恒星は点にしか見えませんが、これは小さいからではなく非常に遠いからです。太陽は地球に最も近い恒星なので、円盤として見え、強い光と熱を受けます。近さが見え方を特別にしているのであり、天体の種類が別なのではありません。

金星は太陽より明るく見えることがあるように感じても、自ら光る恒星ではありません。前に学んだ満ち欠けが起こるのは、太陽光を反射する面の見える割合が変わるためです。

使う:明るい点は全部恒星という間違いを直す

夜空で明るく見えるだけでは恒星と決められません。光り方の仕組み、位置変化、スペクトルなどの観測証拠が必要です。中学校では「自ら光るか、他の天体の光を反射するか」を分類の中心にします。

理解チェック1:太陽は恒星と惑星のどちら?内部で生じたエネルギーによって自ら光る恒星です。
理解チェック2:金星が明るく見えても恒星でない理由は?金星は自ら光をつくらず、太陽光を反射して見える惑星だからです。

転用する:確かめをまとめ、次の明るさと色へつなぐ

太陽を恒星の一つとして分類できました。次は恒星ごとに見かけの明るさや色が異なることを観測し、その違いが距離だけでなく、恒星自身の性質にも関係することを読みます。

理解チェック3:太陽が他の恒星より大きく見える主な理由は?地球から最も近い恒星だからです。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。