月食と日食を三天体の並び順で区別しよう
前のセクションでは月の形・方位・時刻を通常の公転と日周運動から説明しました。ここでは、太陽・地球・月がほぼ一直線になる特別な現象を扱います。最初の目標は、名前ではなく並び順から月食と日食を見分けることです。
まず知る:二つの食を並び順で区別する目標
月食は「太陽―地球―月」の順に並び、地球の影へ月が入る現象です。日食は「太陽―月―地球」の順に並び、月の影が地球上へ落ちる現象です。
| 現象 | 太陽からの並び順 | 起こる月相 |
|---|---|---|
| 月食 | 太陽―地球―月 | 満月のころ |
| 日食 | 太陽―月―地球 | 新月のころ |
理解する:具体例で影を作る天体を確かめる
月食では地球が太陽光をさえぎり、地球の後ろに影を作ります。その影へ月が入ります。日食では月が太陽光をさえぎり、月の後ろにできた影が地球表面の一部へ届きます。
「食」の名前だけで覚えるより、①太陽光をさえぎる天体、②影に入る対象、の二つを確認すると混同しません。
使う:間違いを直して並び順を確かめる
配置が太陽―月―地球なら、月が太陽を隠すので日食です。月食と答えた場合は「影に入るのが月」という言葉だけを取り違えています。まず太陽から順に天体名を書きます。
理解チェック1:月食の並び順は?
太陽―地球―月です。理解チェック2:日食の並び順は?
太陽―月―地球です。転用する:まとめを影の濃さへつなぐ
二つの食を並び順で区別できました。次は影が一様ではなく、本影と半影に分かれることをランプ模型で確かめます。
理解チェック3:満月のころ起こり得るのはどちら?
月食です。ただし満月ごとに必ず起こるわけではありません。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。