LESSON 01

気団は大きな空気のかたまり

できた場所から気団の暖冷・乾湿を説明しよう

緯度で暖冷、海陸で乾湿を判断し、発源地から気団の性質を説明します。

できた場所から気団の暖冷・乾湿を説明しよう

まず知る:このレッスンの役割と目標

ここは6レッスンの3番目です。前のレッスンで選んだ発源地から、気団の温度と湿度を予測します。

判断には二つの軸を使います。緯度は主に暖かさ・冷たさへ、海か大陸かは主に湿り気・乾きへ関係します。

発源地 温度の傾向 湿度の傾向
低緯度の海洋 暖かい 湿っている
高緯度の海洋 冷たい 湿っている
低緯度の大陸 暖かい 乾いている
高緯度の大陸 冷たい 乾いている

理解する:例題で理由を確かめる

低緯度では太陽の光が比較的強く地表を温めるため、そこで育つ空気も暖かくなりやすいです。高緯度では地表が冷たく、空気も冷たくなりやすくなります。

海面からは蒸発により水蒸気が供給されるため、海洋上で育つ空気は湿りやすくなります。大陸上では海面ほど水蒸気を受けにくく、乾きやすい傾向があります。

緯度と海陸の二軸で気団の性質を決める縦方向は高緯度ほど冷たく低緯度ほど暖かく、横方向は大陸ほど乾き海洋ほど湿る四象限高緯度:冷たい低緯度:暖かい大陸海洋冷たく乾く冷たく湿る暖かく乾く暖かく湿る

例題:高緯度の海洋上で長く育った空気は、冷たく湿った性質になりやすいです。「海だから暖かい」と一軸だけで決めず、緯度と海陸を別々に処理します。

使う:間違い・誤答を直して練習する

誤答例:「海は夏に泳げるほど暖かいので、海洋上の気団はすべて暖かい。」

暖冷は主に緯度や季節、乾湿は主に海陸で考えます。高緯度の海洋は冷たくても、水蒸気を含み湿った気団をつくれます。

また、低緯度の大陸なら「暖かい」と「乾いている」を組み合わせます。温度と湿度を一つの軸で決めないことが大切です。

理解チェック1:低緯度・海洋の気団は?暖かく湿った性質になりやすいです。
理解チェック2:高緯度・大陸の気団は?冷たく乾いた性質になりやすいです。
理解チェック3:海洋上なら必ず暖かい?いいえ。暖冷は緯度や季節にも関係し、高緯度の海洋では冷たく湿る場合があります。

転用する:まとめと次の学びへ

気団の性質は、緯度で暖冷、海陸で乾湿を決め、最後に二つを組み合わせます。この二軸法なら未知の発源地でも予測できます。

次は、実際の複数地点の気温・湿度・風向から、気団が広がる範囲と境界候補を推定します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。