LESSON 01

食物連鎖で食べる関係を表す

生産者から始まる食物連鎖を言葉と図で説明しよう

「食物連鎖で食べる関係を表す」第3段階。生産者から上位の消費者までを物質の移動で説明します。

生産者から始まる食物連鎖を言葉と図で説明しよう

このレッスンの役割

ここまでで、矢印の向きと、食べる関係を示す証拠を学びました。このレッスンでは、複数の矢印を一本の食物連鎖にまとめ、各生物の役割を説明します。図を描くだけでなく、矢印が何を意味するかを言葉で読めるようにします。

目標は、生産者から始め、一次消費者、その上の消費者へ順に並べ、有機物とエネルギーの移動を説明できることです。

知る・理解する

生産者を直接食べる消費者を一次消費者、その一次消費者を食べるものを二次消費者と呼びます。さらに上がある場合もあります。ただし、生物に固定された肩書きではなく、その連鎖の中での位置です。

たとえば、植物 → イモムシ → 小鳥 → タカなら、植物が生産者、イモムシが一次消費者、小鳥が二次消費者です。タカはその上の消費者です。

生産者から上位の消費者へ続く食物連鎖 植物、生産者からイモムシ一次消費者、小鳥二次消費者、タカ上位消費者へ有機物が移る図 植物生産者 イモムシ一次消費者 小鳥二次消費者 タカ上位の消費者 生産者がつくった有機物を出発点にする一本の鎖は、複雑な生態系から一経路を取り出したモデル

分解者は、鎖の最後に一度だけ置く生物ではありません。生産者も消費者も死がいや排出物を出すため、分解者はすべての段階と関係します。一本の直線は、複雑な関係を分かりやすくしたモデルです。

具体例で使う

水田で、イネをウンカが食べ、ウンカをクモが食べ、クモをカエルが食べるとします。食物連鎖は、イネ → ウンカ → クモ → カエルです。

説明例は「イネが光合成でつくった有機物が、摂食によってウンカ、クモ、カエルへ順に移る」です。生物名を並べるだけでなく、物質の移動として読むと理解が固まります。

誤答を直して次の学びへつなげる

太陽 → 植物と書く図も見かけますが、太陽光は有機物ではありません。食物連鎖の生物間の矢印と、光エネルギーの入力を区別します。また、雑食動物は食べる相手によって位置が変わるため、いつも同じ段階とは限りません。

次は、捕食記録の表を矢印へ変え、一本の連鎖を根拠付きで復元します。

自分で確かめよう

確認1:植物を直接食べる昆虫は何次消費者?一次消費者です。生産者を直接食べます。
確認2:分解者は食物連鎖の一番最後だけに関係する?いいえ。生産者もすべての消費者も死がいや排出物を出すため、分解者は各段階と関係します。
確認3:イネをウンカ、ウンカをクモが食べる。連鎖を書こう。イネ → ウンカ → クモです。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。