炭素の存在場所と移動を循環図へ書き込もう
このレッスンの役割
前のレッスンでは、一つの炭素原子を環境と生物の間で追いました。ここでは、炭素循環の図を自分で完成させます。箱には炭素がある場所と形、矢印には炭素を移す過程を書きます。
目標は、大気・生産者・消費者・分解者を配置し、光合成・摂食・呼吸・分解を正しい向きへラベル付けできることです。
知る・理解する
循環図は次の順で描きます。
- 大気や水中の二酸化炭素、生産者、消費者、死がい・排出物、分解者の箱を置く。
- 各箱で炭素が二酸化炭素か有機物かを書く。
- 二酸化炭素から生産者へ「光合成」の矢印を描く。
- 生産者から消費者へ「摂食」、各生物から二酸化炭素へ「呼吸」を描く。
- 死がい・排出物から分解者へ、分解者から二酸化炭素へつなぐ。
植物も呼吸するため、生産者から二酸化炭素へ戻る矢印が必要です。分解者も呼吸するので、分解者からも二酸化炭素へ矢印が戻ります。
具体例で使う
空欄の図で「大気 → 植物」の矢印に過程名を書くなら光合成です。「動物 → 大気」なら呼吸です。「落ち葉 → 菌類・細菌類」は分解して取り込む関係です。
箱と矢印を区別すると、「二酸化炭素」という物質名を矢印へ書いたり、「光合成」という過程名を箱へ書いたりする誤りを防げます。
誤答を直して次の学びへつなげる
「植物は光合成だけなので、植物から二酸化炭素へ戻る矢印はない」は誤りです。植物も昼夜を通して呼吸します。
また、呼吸を「酸素の矢印」とだけ覚えないようにします。炭素循環図では、有機物の炭素が二酸化炭素として環境へ戻る過程として読みます。次は四つの過程が炭素の形と場所をどう変えるかを言葉で説明します。
自分で確かめよう
確認1:循環図の箱には何を書く?
炭素が存在する場所と、その場所での形を示す物質を書きます。確認2:大気中の二酸化炭素から植物への矢印は?
光合成です。確認3:植物から二酸化炭素へ戻る矢印が必要な理由は?
植物も呼吸し、有機物の炭素の一部を二酸化炭素として環境へ戻すからです。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。