LESSON 01

三平方の定理マスターチェック

三平方の定理を総合確認しよう

定理と逆、特別な直角三角形、平面・空間への活用を入試形式で確認する。意味・手順・検算の流れで総点検する。

三平方の定理を総合確認しよう

今日の問い

三平方の定理を使う問題で、最初に見つけるべきものは何でしょうか。

答えは直角三角形です。公式を先に探すのではなく、直角、斜辺、残りの二辺を図の中で特定することから始めます。

このレッスンのゴール

  • a²+b²=c²のcが斜辺であることを説明できる
  • 定理と逆を使い分けられる
  • 平面・空間の図から必要な直角三角形を取り出せる
  • 答えの長さが図に合うか確かめられる

解き方の見取り図

三平方の定理を使う三つの段階 直角三角形を見つけ、斜辺を決め、式と答えを確認する流れ 1 直角を探す必要なら補助線 2 斜辺を決める直角の向かい側 3 式を確認長さとして自然?

基本を確認しよう

確認項目 ポイント
定理 直角三角形で、二つの直角辺の平方の和は斜辺の平方に等しい
最長辺をcとしてa²+b²=c²なら、その三角形は直角三角形
45°・45°・90° 辺の比は1:1:√2
30°・60°・90° 辺の比は1:√3:2
空間図形 一度に求めず、底面と側面の直角三角形に分ける

例題

直角をはさむ二辺が6cmと8cmのとき、斜辺をc cmとします。

6²+8²=c²
36+64=c²
c²=100

長さは正なのでc=10cmです。−10は方程式の解として考えられても、長さには使いません。

入試問題での作戦

  1. 図に直角の印を書き込む
  2. 求めたい長さを含む直角三角形を探す
  3. 足りない長さがあれば、相似や円の性質で先に求める
  4. 斜辺を確認してから式を立てる
  5. 平方根を簡単にし、単位を付ける
  6. 求めた長さが斜辺なら他の二辺より長いか確かめる

自分で確かめよう

辺が5cm、12cm、13cmの三角形は直角三角形?

5²+12²=25+144=169=13²なので、三平方の定理の逆より直角三角形です。

直方体の対角線を求めるとき、なぜ二段階で考える?

まず底面の対角線を求め、その対角線と高さで新しい直角三角形を作るためです。空間の長さを平面の直角三角形へ分けています。

まとめ

三平方の定理は、公式を覚えるだけの単元ではありません。図の中から直角三角形を見つけ、斜辺を正しく決め、既習の相似・円・平方根とつなぐ力が大切です。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。