LESSON 01

平方根の加法・減法

まとめられない根号を見分けよう

根号を簡単にした後の根号部分を比べ、加法・減法でまとめられる項と残す項を判断します。

まとめられない根号を見分けよう

このレッスンの役割

加法・減法の第4段階です。計算する力だけでなく、「これ以上まとめられない」と正しく止める判断を学びます。

おすすめの学び方

各根号を最も簡単な形にしてから、根号部分を比べます。違う根号は別の単位として並べたままにします。

今日の問い

√2+√3を√5と書いてはいけないことを、どう説明できるでしょうか。

別の単位はまとめない

2m+3kgを5とはまとめられないように、√2と√3も異なる量です。

√2+√3

はこれで完成です。根号が残ることは、計算不足ではありません。

数値で確かめる

√2は約1.414、√3は約1.732なので、和は約3.146です。一方、√5は約2.236です。同じ値ではありません。

簡単化してから判断する

√8+√3=2√2+√3

これはまとめられません。

√8+√18=2√2+3√2=5√2

こちらはまとめられます。見た目ではなく、簡単化後に判断します。

式の形を保つ

3√2−2√5+√2 =4√2−2√5

√2の項だけまとめ、√5の項は残します。

よくある間違いと戻り方

係数と被開平数をそれぞれ足して3√2+2√5=5√7とする誤りがあります。加法では乗法の根号規則を使いません。演算記号を確認し、同じ根号の係数だけをまとめます。

自分で確かめよう

  1. √3+√7をどこまで計算できますか。
  2. √12+√5を簡単にしてください。
  3. 2√2+3√5−√2を計算してください。
  4. √2+√3≠√5を近似値で説明してください。

次のレッスンへ

次は、加法・減法の典型的な誤答を分類し、どの手順へ戻れば直せるかを確認します。