約分してから有理化しよう
このレッスンの役割
有理化の第4段階です。基本手順を使える状態から、約分や根号の簡単化を先に行う判断へ進みます。
おすすめの学び方
有理化の前に、係数の共通因数と分母の根号が簡単かを確認します。二通りを比べ、途中の数が小さい方を選びます。
今日の問い
6/(2√3)は、そのまま有理化するより先に何をすれば短くなるでしょうか。
先に約分する
6/(2√3)=3/√3
です。ここで有理化すると、
3/√3 × √3/√3 = 3√3/3=√3
となります。
そのまま有理化しても6√3/6=√3ですが、先に約分した方が見通しがよいです。
根号を先に簡単化
4/√8では、√8=2√2。
4/√8=4/(2√2)=2/√2=√2
です。
直接√8を掛ける方法でも同じですが、数が大きくなります。
判断の順序
- 係数を約分できるか
- 根号を簡単にできるか
- 分母と同じ根号を掛ける
- 最後にもう一度約分する
よくある間違いと戻り方
約分で根号の一部だけを消す誤りがあります。√8と2を見た目で約分せず、まず√8=2√2と正しい形へ直します。約分は積の因数どうしで行います。
自分で確かめよう
- 10/(5√2)を効率よく有理化してください。
- 6/√12を簡単にしてください。
- 8/(4√3)を有理化してください。
- 判断の四段階を説明してください。
次のレッスンへ
次は、分母だけを変える、掛ける根号を誤る、約分を忘れるといった誤答を診断します。