(√a)²と√(a²)を確かめよう
このレッスンの役割
根号の第4段階です。平方数の根号を整数へ直す技能を一般化し、根号と2乗を組み合わせた二つの式を区別します。
おすすめの学び方
公式だけを暗記せず、aに正・0・負の具体的な数を入れます。√が表す数は0以上であることを毎回確認します。
今日の問い
a=−3のとき、√(a²)は−3でしょうか、それとも3でしょうか。
(√a)²を考える
a≥0のとき、√aは2乗するとaになる0以上の数です。定義から、
(√a)²=a
です。
例:(√7)²=7。
√(a²)を考える
a²は0以上なので√(a²)を考えられます。√は0以上の方を表すため、
√(a²)=|a|
です。
a=−3なら、
√((−3)²)=√9=3
となり、−3ではありません。
比較表
| a | (√a)² | √(a²) |
|---|---|---|
| 4 | 4 | 4 |
| 0 | 0 | 0 |
| −4 | 実数では√aを扱わない | 4 |
二つの式は、定義できる範囲も違います。
よくある間違いと戻り方
√(a²)=aと符号条件なしで書く誤りがあります。aが負なら右辺aは負ですが、根号の値は0以上です。具体的にa=−2を代入し、矛盾を見つけます。
自分で確かめよう
- (√13)²を求めてください。
- √((-5)²)を求めてください。
- √(a²)=|a|となる理由を説明してください。
- a=−4で二つの式の定義範囲を比べてください。
次のレッスンへ
次は、根号・被開平数・2乗の典型的な読み違いを診断します。