乗法公式で根号の計算を工夫しよう
このレッスンの役割
乗法公式の第4段階です。三つの公式を個別に使ったあと、式の形から最適な公式を選ぶ力を育てます。
おすすめの学び方
計算前に式を「同じかっこの二乗」「符号が反対の二つのかっこ」「それ以外」に分類します。選んだ公式を一行目に書きます。
今日の問い
(2√3+√5)(2√3−√5)は、どの公式を選ぶと最短で計算できるでしょうか。
形を見分ける
二つのかっこは同じ項を持ち、中央の符号だけが反対です。したがって、
(2√3+√5)(2√3−√5) =(2√3)²−(√5)² =12−5 =7
となります。
二乗の形
(√3+2√2)² =3+4√6+8 =11+4√6
同じかっこを二回掛ける形なので和の平方を選びます。
公式を使わない場合
(√2+√3)(√2+√5)は、同じ二項でも符号反対でもありません。分配法則で四つの積を作ります。無理に公式へ当てはめないことも大切です。
選択のチェック
- かっこ全体の二乗か
- 二つのかっこの項は同じか
- 符号だけが反対か
- どれにも当てはまらなければ分配法則
よくある間違いと戻り方
形が似ているだけで(√2+√3)(√2+√5)へ和と差の積を使う誤りがあります。二つの項と符号を一つずつ対応させ、完全に一致するか確認します。
自分で確かめよう
- (√7−√3)²に使う公式を答えて計算してください。
- (4+√5)(4−√5)を計算してください。
- (√2+1)(√3+1)を計算してください。
- 公式を使わない判断基準を説明してください。
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次は、公式選択・中央項・符号・根号の簡単化に関する誤答を診断します。