LESSON 01

平方根の乗法・除法

係数を含む根号の乗除を計算しよう

係数と根号部分を分けて乗除し、符号・約分・根号の簡単化を正確に行います。

係数を含む根号の乗除を計算しよう

このレッスンの役割

乗法・除法の第4段階です。根号だけの規則を、係数と符号を含む式へ広げます。

おすすめの学び方

係数どうし、根号どうしをそれぞれ線で結びます。最後に一つの項へ戻し、根号を簡単にします。

今日の問い

2√3×(−4√6)では、符号・係数・根号をどの順に計算すればよいでしょうか。

乗法

2√3×(−4√6)

係数:2×(−4)=−8
根号:√3×√6=√18=3√2

したがって、

−8×3√2=−24√2

です。

除法

6√15÷3√5

係数:6÷3=2
根号:√15÷√5=√3

よって2√3です。

分数で書くと、

(6√15)/(3√5)=2√3

です。

符号の確認

(−2√7)×(−3√14)は正です。係数の符号を先に決め、根号計算と混ぜないようにします。

よくある間違いと戻り方

係数と被開平数をまとめて2√3×4√6=8√9=72とする誤りがあります。8√9=8×3=24です。係数8は根号の外に残ります。途中を「係数」「根号」に分けて書きます。

自分で確かめよう

  1. 3√2×5√6を計算してください。
  2. −2√5×4√10を計算してください。
  3. 8√21÷2√3を計算してください。
  4. 係数と根号を分ける理由を説明してください。

入試での書き方

符号、係数、根号の三つを一度に暗算せず、途中式へ分けて残します。採点者へ考え方が伝わり、答えが合わないときも、どの段階へ戻ればよいかが明確になります。

次のレッスンへ

次は、乗除・約分・簡単化の順を選び、計算量を減らして定着させます。