LESSON 01

分母を有理化しよう

分母と分子へ同じ根号を掛けよう

分数の基本性質から√b/√b=1を理解し、分母・分子へ同じ根号を掛けます。

分母と分子へ同じ根号を掛けよう

このレッスンの役割

有理化の第2段階です。全体の手順から、「値を変えない」という理由に集中します。

おすすめの学び方

掛ける分数が1であることを先に示します。変形前後を小数で近似して同じ値になることも確かめましょう。

今日の問い

3/√5に√5/√5を掛けても、なぜ元の値と等しいのでしょうか。

1を掛けている

√5は0でないので、

√5/√5=1

です。したがって、

3/√5 × √5/√5

は元の分数へ1を掛けているだけです。

計算すると、

3√5/5

となります。

分数の基本性質

分子と分母へ同じ0でない数を掛けても分数の値は変わりません。

2/3=4/6

と同じ考えを、根号を含む数へ使っています。

例題

5/√7

へ√7/√7を掛けます。

5√7/7

です。

分母では√7×√7=7になります。

よくある間違いと戻り方

分子へ掛けず5/7とする誤りがあります。変形前後を近似すると値が違うことに気付けます。また√b=0となるb=0は分母に置けません。

自分で確かめよう

  1. 2/√3を有理化してください。
  2. 4/√11へ掛ける1を根号で書いてください。
  3. 分数の値が変わらない理由を説明してください。
  4. b>0が必要な理由を答えてください。

近似値でも確かめる

√5を約2.236とすると、3/√5は約1.342です。有理化後の3√5/5も約1.342になります。理由を式で説明したあとに近似値でも照合すると、操作の意味を二つの見方で確認できます。

次のレッスンへ

次は、a/√bの形を途中式付きで有理化し、最後の約分まで行います。