LESSON 01

無理数と平方根の大きさ

無理数と平方根の大きさを理解しよう

平方根を数として捉え、有理数・無理数、数直線上の位置、近似値、大小比較の学習順をつかみます。

無理数と平方根の大きさを理解しよう

このレッスンの役割

このセクションの入口です。前までに√aの意味と符号を区別しました。ここからは√2や√5を「計算記号」ではなく、数直線上に位置と大きさを持つ数として扱います。

おすすめの学び方

根号をすぐ小数へ直そうとせず、まず前後の平方数ではさみます。近似値を使うときは「=」と「約」を区別しましょう。

今日の問い

√5は2より大きいでしょうか。3より小さいでしょうか。また、分数で正確に表せるでしょうか。

このセクションの見取り図

  1. 有理数と無理数を見分ける
  2. 平方数で√aをはさむ
  3. 小数で近似する
  4. 根号を含む数の大小を比べる

√5については、

2²=4<5<9=3²

なので、

2<√5<3

です。

正確な値と近似値

√5は正確な表現です。小数では約2.236…ですが、2.24は近似値です。

√5≈2.24

のように書き、√5=2.24とは書きません。

有理数ではない平方根

平方数でない正の整数の平方根は、整数や分数では正確に表せない無理数になります。証明の詳しい扱いより、有限小数や循環小数ではない数として位置付けます。

よくある間違いと戻り方

根号が付けばすべて無理数と考える誤りがあります。√9=3は整数で有理数です。まず被開平数が平方数か確認します。また近似値を正確な値へ置き換えないでください。

自分で確かめよう

  1. √7をはさむ二つの整数を答えてください。
  2. √16は有理数ですか、無理数ですか。
  3. √3と1.73の関係を「約」を使って書いてください。
  4. このセクションの四段階を説明してください。

次のレッスンへ

次は、有限小数・循環小数と無理数を分類します。