LESSON 01

平方根の意味と根号

平方根の意味と根号を理解しよう

平方根、根号、被開平数、√aが表す0以上の数の意味を区別して理解します。

平方根の意味と根号を理解しよう

このレッスンの役割

このセクションの入口です。前のセクションで「2乗するとaになる数」が必要だと分かりました。ここでは平方根という言葉と√記号の役割を整理します。

おすすめの学び方

言葉と記号を往復します。「aの平方根」と「√a」を同じものと思わず、具体例で何個の数を指すか確認しましょう。

今日の問い

9の平方根は3と−3なのに、√9が3だけを表すのはなぜでしょうか。

平方根の意味

2乗するとaになる数を、aの平方根といいます。

3²=9、(−3)²=9なので、9の平方根は3と−3です。

根号√の役割

aが0以上のとき、aの平方根のうち0以上の方を√aと書きます。√を根号、√の中のaを被開平数といいます。

√9=3

です。−3も9の平方根ですが、√9そのものは−3を表しません。

例題

16の平方根:4と−4
√16:4
−√16:−4

同じ16を使っても、問い方と記号で答えが変わります。

定義できる範囲

中学校で扱う実数の範囲では、√aはa≥0のときに考えます。負の数を2乗すると正になるため、2乗して−4になる実数はありません。

よくある間違いと戻り方

「平方根」と聞かれて√aだけを答える誤りがあります。平方根は条件を満たす数すべて、√aはそのうち0以上の一つです。迷ったら候補を実際に2乗します。

自分で確かめよう

  1. 25の平方根をすべて答えてください。
  2. √25と−√25を答えてください。
  3. 根号と被開平数を説明してください。
  4. 実数の範囲で√(−4)を扱わない理由を説明してください。

次のレッスンへ

次は、√記号を正しく読み書きし、被開平数の範囲を見分けます。