何について解くかを見分けよう
このレッスンの役割
前のレッスンで等式変形の全体像を見ました。ここでは計算前に、どの文字を孤立させるかを正確に読み取ります。
おすすめの学び方
指定文字へ丸を付け、「完成形はその文字=式」と先に書きます。操作はまだ始めません。
今日の問い
S=ab/2をaについて解く問題とbについて解く問題は、完成形がどう違うでしょうか。
目標を先に書く
S=ab/2をaについて解くなら、目標は
a=...
です。bについてなら、
b=...
です。同じ等式でも指定文字で答えが変わります。
文字の役割を読む
速さの公式v=d/tでは、vは速さ、dは道のり、tは時間です。
- dについて: d=vt
- tについて: t=d/v
何を求めたいかによって形を選びます。
指定文字が両辺にある場合
y=ax+xでは、xを含む項をまとめてy=(a+1)xとします。その後x=y/(a+1)です。まず指定文字を含む項を見つけることが必要です。
よくある間違いと戻り方
- 左辺の文字をそのまま答えにする
→ 指定は問題文で決まります。 - 指定文字を含む項を一つ見落とす
→ 両辺を項ごとに確認します。 - 完成形を書かず操作を始める
→ 最初に「指定文字=」を書きます。
自分で確かめよう
- P=2(a+b)をaについて解く完成形を書いてください。
- v=d/tをdについて解いてください。
- y=ax+xでxを含む項はいくつありますか。
- 計算前に決める二つのことは何ですか。
次のレッスンへ
次は、指定文字へ掛かる・足される操作を逆順に取り除きます。