多項式の加法でかっこを外そう
このレッスンの役割
前のレッスンで多項式の加減の全体像を見ました。ここでは加法だけに絞り、かっこを外して同類項をまとめます。
おすすめの学び方
各多項式の項へ印を付け、文字部分が同じ項を線で結びます。符号を係数の一部として計算します。
今日の問い
二つの多項式を足すとき、どの項どうしを計算すればよいでしょうか。
加法の手順
(4a−3b)+(−2a+5b)を計算します。
加法のかっこは、そのまま外せます。
4a−3b−2a+5b
同類項を集めます。
(4−2)a+(−3+5)b
=2a+2b
文字部分a、bは変えず、係数だけを計算します。
項がない場合
(3x²+x)+(−x+4)では、
3x²+x−x+4=3x²+4
です。xの項は係数が1+(−1)=0となり消えます。
係数を表にして確かめる
式が長いときは、同類項の係数だけを表にできます。
| 文字部分 | 第1式 | 第2式 | 合計 |
|---|---|---|---|
| x² | 2 | −1 | 1 |
| x | 3 | 4 | 7 |
| 定数 | −5 | 2 | −3 |
したがって、(2x²+3x−5)+(−x²+4x+2)=x²+7x−3です。文字部分ごとに列を分けると、異なる項を混ぜずに済みます。
よくある間違いと戻り方
- 4aと5bを9abにする
→ 文字部分が違うのでまとめません。 - −3b+5bを−8bにする
→ 係数の加法−3+5へ戻ります。 - x−xをxとする
→ 係数1−1=0を確認します。
自分で確かめよう
- (2x+5y)+(3x−2y)を計算してください。
- (a²−3a)+(2a²+a)を計算してください。
- (4m+n)+(−4m+2n)を計算してください。
- 加法でかっこを外した後、何を比べますか。
次のレッスンへ
次は、減法で後ろの多項式の全項の符号を変える理由と手順を学びます。