LESSON 01

多項式と数・単項式の乗除

多項式に数をかけよう

正負の数を多項式の全項へ分配し、符号を正確に処理します。

多項式に数をかけよう

このレッスンの役割

前のレッスンで多項式の乗除の全体像を見ました。ここでは文字を含まない数を、多項式の全項へ掛ける技能を完成させます。

おすすめの学び方

数と各項の積を一つずつ書きます。負の数を分配するときは、符号の積を先に決めましょう。

今日の問い

−2(3x−4y+5)の各項の符号は、どう変化するでしょうか。

正の数を分配する

4(2x−3y+1)

=4×2x+4×(−3y)+4×1
=8x−12y+4

三項すべてを4倍します。

負の数を分配する

−2(3x−4y+5)

=(−2)×3x+(−2)×(−4y)+(−2)×5
=−6x+8y−10

負×負が正になるため、真ん中は+8yです。

前に項がある場合

5x−3(2x−1)

=5x−6x+3
=−x+3

−3を分配してから同類項をまとめます。

面積で意味を確かめる

縦が3、横がx+2の長方形の面積は3(x+2)です。横をxと2に分けると、部分面積は3xと6になり、合計は3x+6です。分配法則は、全体の面積と部分面積の和が等しいことも表しています。

よくある間違いと戻り方

  • 定数項へ掛け忘れる
    → かっこ内の項数を先に数えます。
  • −2×(−4y)を−8yとする
    → 符号だけの積を先に書きます。
  • 分配と同類項計算を同時にする
    → 一行目は分配だけにします。

自分で確かめよう

  1. 3(2a−b+4)を展開してください。
  2. −4(x−2y−3)を展開してください。
  3. 7x−2(3x+5)を整理してください。
  4. 負の数を分配する確認順を説明してください。

次のレッスンへ

次は、数の代わりに単項式を各項へ掛け、指数も処理します。