等式を変形しようを理解しよう
このレッスンの役割
前のセクションでは、式を整理してから値を求めました。ここでは等式を、指定された文字について解いた形へ変形します。
この入口では「何について解くか」「どの逆操作を使うか」「変形後をどう確かめるか」の見通しを作ります。
おすすめの学び方
式を移動させる暗記ではなく、両辺へ同じ操作をした内容を一行ずつ声に出します。
今日の問い
v=d/tをtについて解くには、どの文字を一人にすればよいでしょうか。
指定文字を孤立させる
A=bhをhについて解くとします。hにbが掛かっているので、両辺をbで割ります。
A/b=h
通常はh=A/bと書きます。ただしb≠0です。
逆操作を選ぶ
y=ax+bをxについて解くなら、
y−b=ax
x=(y−b)/a
です。最初に+bを引き、次に×aを割り算で取り除きます。
式の意味は変わらない
等式の両辺へ同じ操作を行うため、変形前と変形後は同じ関係を表します。数を代入して両方が一致するか確かめられます。
よくある間違いと戻り方
- 指定文字以外を孤立させる
→ 問題文の「何について」を丸で囲みます。 - 一方の辺だけ操作する
→ 等式の性質へ戻ります。 - 割る文字が0の場合を無視する
→ 分母になる文字の条件を書きます。
自分で確かめよう
- A=bhをbについて解いてください。
- y=3x+2をxについて解いてください。
- 指定文字を孤立させるとは何ですか。
- 変形を確かめる方法を答えてください。
次のレッスンへ
次は、問題文から指定された文字を見つけ、完成形を先に決めます。