LESSON 01

式の値と計算の工夫

負の数をかっこで代入しよう

負の数をかっこで置き換え、累乗・乗除・加減の順で式の値を求めます。

負の数をかっこで代入しよう

このレッスンの役割

前のレッスンで式の値の全体像を確認しました。ここでは最も誤りやすい負の数の代入だけに集中します。

おすすめの学び方

文字を負の数へ置き換えた第一行を必ず書きます。その後、累乗、乗除、加減の順に計算します。

今日の問い

x=−3のとき、−x²と(−x)²の値が違うのはなぜでしょうか。

文字の場所へ入れる

x=−3のとき、2x−1は、

2×(−3)−1=−7

です。2−3−1ではありません。2xに隠れた乗法を戻します。

累乗の範囲

x²へ代入すると(−3)²=9です。

−x²へ代入すると−(−3)²=−9です。

(−x)²へ代入すると{−(−3)}²=3²=9です。累乗がどこまでかかるかをかっこで判断します。

二文字の例

a=−2、b=3のとき、a²−2abは、

(−2)²−2×(−2)×3
=4+12
=16

です。

よくある間違いと戻り方

  • 2xを2+xと考える
    → 省略された×を戻します。
  • (−3)²を−9とする
    → (−3)×(−3)へ戻します。
  • −x²と(−x)²を同じにする
    → 累乗記号の直前のまとまりを見ます。

自分で確かめよう

  1. x=−4のとき、3x+5を求めてください。
  2. x=−4のとき、x²と−x²を求めてください。
  3. a=−1、b=2のとき、a²−3abを求めてください。
  4. 負数代入の第一行をどう書くか説明してください。

次のレッスンへ

次は、代入前に同類項や分配法則で式を整理し、計算を短くします。