LESSON 01

中学1年の文字式を振り返ろう

中学1年の文字式の前提を診断しよう

表記・負数代入・分配法則を混ぜて確認し、弱点ごとの戻り先を決めます。

中学1年の文字式の前提を診断しよう

このレッスンの役割

このセクションでは、文字式の表記、負数の代入、分配法則を一つずつ確認しました。最後に技能を混ぜて使い、次の「単項式と多項式」へ進む準備ができたか診断します。

点数だけを出すのではなく、誤りの種類から戻るレッスンを決めることが目的です。

おすすめの学び方

まず何も見ずに解きます。答え合わせ後、誤答を「表記」「代入」「分配」「正負の計算」の四つに分け、対応するレッスンの例を一つ解き直します。

今日の問い

中学2年の式の計算へ進むための前提技能を、一人で選び使えるでしょうか。

前提診断

問題1 表記

2×b×a×aを、積の表し方に従って書きなさい。

答えは2a²bです。数を前にし、文字を並べ、同じ文字の積を指数で表します。

問題2 代入

x=−2のとき、3x²−4xの値を求めなさい。

3(−2)²−4(−2)
=12+8
=20

負の数をかっこで代入し、累乗を先に計算します。

問題3 分配

−2(3x−5)を展開しなさい。

−6x+10です。(−2)×(−5)=+10に注意します。

問題4 二つを組み合わせる

2(a−3)−(a+1)を整理しなさい。

2a−6−a−1
=a−7

二つ目のかっこの前の−は、両方の項の符号を変えます。

診断結果の使い方

  • 問題1で迷う → 文字式の書き方と積・商
  • 問題2で迷う → 負の数の代入
  • 問題3で迷う → 分配法則
  • 問題4で迷う → 分配法則と同類項の準備
  • 計算途中の符号で迷う → 正負の数の計算

一題間違えたから不合格ではありません。原因を特定し、類題を一題自力で解ければ前へ進めます。

よくある間違いと戻り方

  • 答えだけ写して終える
    → 間違いが始まった最初の行を探します。
  • 全部をやり直す
    → 誤りの種類に対応する一レッスンだけへ戻ります。
  • 一度正解したら復習しない
    → 翌日に数字を変えた問題を一題解きます。

自分で確かめよう

  1. 四問のうち、説明までできた問題はいくつですか。
  2. 最も多かった誤りの種類は何ですか。
  3. その誤りには、どのレッスンへ戻りますか。
  4. 2(a−3)−(a+1)の各変形を説明できますか。

次のセクションへ

次は、式を項に分け、単項式・多項式・係数・定数項という構造を正確に読み取ります。