LESSON 01

文字式で説明しよう・マスターチェック

倍数と余りを文字式で説明しよう

倍数と余りのある整数を文字式で表し、式変形から性質を説明します。

倍数と余りを文字式で説明しよう

このレッスンの役割

前のレッスンで整数の条件を文字式へ変えました。ここでは倍数と余りへ広げ、変形後の形から結論を説明します。

おすすめの学び方

最後の式を「ある整数×n」の形へ変形し、その整数の倍数であると結びます。余りは割る数より小さいか確認します。

今日の問い

3で割ると1余る数を二つ足したとき、余りを文字式で予想できるでしょうか。

倍数の表し方

nを整数とすると、5の倍数は5nです。

3で割ると1余る数は3n+1、3で割ると2余る数は3n+2です。

余りを説明する例

3で割ると1余る二数を3m+1、3n+1とします。和は、

(3m+1)+(3n+1)
=3(m+n)+2

です。m+nは整数なので、和は3で割ると2余ります。

倍数の和

4の倍数4mと4nの和は、

4m+4n=4(m+n)

です。m+nが整数なので、和も4の倍数です。

余りが割る数以上になったら

5で割ると3余る二数の和は5(m+n)+6です。6=5+1なので、

5(m+n+1)+1

と直し、5で割ると1余ると分かります。

よくある間違いと戻り方

  • 3で割ると1余る数をn+1とする
    → 3の倍数3nへ1を足します。
  • 余り6のまま答える
    → 余りは0以上、割る数未満へ直します。
  • m+nが整数だと述べない
    → 倍数形の根拠を一文加えます。

自分で確かめよう

  1. 7の倍数を表してください。
  2. 4で割ると3余る数を表してください。
  3. 二つの5の倍数の和が5の倍数だと説明してください。
  4. 5で割ると4余る二数の和の余りを求めてください。

次のレッスンへ

次は、図形の辺の長さや面積を文字式で表し、同じ性質を説明します。