分配と約分の誤答を診断しよう
このレッスンの役割
このセクションでは、多項式に数・単項式を掛け、各項を数・単項式で割りました。最後に典型誤答を原因別に直し、次の式の値へ進めるか確認します。
おすすめの学び方
誤答を「分配の範囲」「符号」「指数」「約分の範囲」に分類し、誤った最初の行だけを書き直します。
今日の問い
多項式の乗除の誤りを、どの項のどの操作で起きたかまで特定できるでしょうか。
誤答1 掛け忘れ
3(x+2y−4)=3x+6y−4とした。
定数項−4にも3を掛けます。正しくは3x+6y−12です。
誤答2 符号
−2(a−3b)=−2a−6bとした。
(−2)×(−3b)=+6bです。正しくは−2a+6bです。
誤答3 指数
2x(3x²+y)=6x²+2xyとした。
x×x²=x³なので、正しくは6x³+2xyです。
誤答4 約分
(6x²+3x)÷3x=2x+3xとした。
第2項は3x÷3x=1です。正しくは2x+1です。
診断手順
- かっこ内の項を符号ごとに数える
- 各項へ同じ単項式を掛ける・割る
- 係数と文字を別々に計算する
- 項数が不自然に減っていないか見る
- 展開なら逆にくくって元へ戻す
よくある間違いと戻り方
- 答えだけ修正する
→ 最初に処理していない項を探します。 - 約分を項をまたいで行う
→ 各項を別の分数へ分けます。 - 条件x≠0を無視する
→ 分母に文字があるか確認します。
自分で確かめよう
- −3(2x−y+4)を展開してください。
- 2a(3a²−b)を展開してください。
- (8x²−4xy)÷4xを計算してください。
- 自分の誤答はどの分類でしたか。
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次は、文字へ数を代入する前に式を整理し、計算量と誤りを減らす方法を学びます。