LESSON 01

多項式と数・単項式の乗除

多項式に単項式をかけよう

単項式を多項式の全項へ分配し、係数と指数を処理します。

多項式に単項式をかけよう

このレッスンの役割

前のレッスンで数を分配しました。今回は単項式を分配し、各項で係数・符号・文字の指数を計算します。

おすすめの学び方

分配する単項式を各項の前へ書き写し、その後で単項式の乗法の手順を使います。二つの操作を同時に暗算しないようにします。

今日の問い

2a(3a²−4ab+b²)を、掛け忘れなく計算できるでしょうか。

例題

2a(3a²−4ab+b²)

=2a×3a²+2a×(−4ab)+2a×b²
=6a³−8a²b+2ab²

各項で係数を掛け、同じ文字の指数を足します。

負の単項式

−3x²(2x−y)

=−6x³+3x²y

二項目は(−3x²)×(−y)なので正になります。

共通因数とのつながり

2a(3a−2b)を展開すると6a²−4abです。逆に6a²−4abから共通する2aをくくると元へ戻ります。この逆向きの考えは因数分解の準備になります。

よくある間違いと戻り方

  • 2a×3a²=6a²とする
    → a×a²=a³です。
  • 負の項の符号を落とす
    → 係数の符号を先に計算します。
  • 最後の項へ掛け忘れる
    → 項数と積の個数を比べます。

自分で確かめよう

  1. 3x(2x+y)を展開してください。
  2. −2a(4a²−3b)を展開してください。
  3. xy(2x−3y+1)を展開してください。
  4. 展開を逆向きに確かめる方法を説明してください。

次のレッスンへ

次は、多項式の各項を数や単項式で割り、約分できる条件を確認します。