逆の操作で指定文字を孤立させよう
このレッスンの役割
前のレッスンで指定文字と完成形を決めました。ここでは等式の性質を使い、指定文字へ加わる操作を逆順に取り除きます。
おすすめの学び方
指定文字を包む操作を外側から見ます。一行ごとに「両辺から何をしたか」を書きます。
今日の問い
y=ax+bからxだけを残すには、+bと×aのどちらを先に取り除くでしょうか。
外側から逆に戻す
xはまずa倍され、その後bを足されています。元へ戻すときは逆順です。
y=ax+b
y−b=ax
(y−b)/a=x
したがってx=(y−b)/aです。a≠0です。
分数を含む例
S=(a+b)h/2をhについて解きます。
両辺を2倍する: 2S=(a+b)h
両辺をa+bで割る: h=2S/(a+b)
a+b≠0が必要です。
指定文字をまとめる例
y=ax+bxでは、右辺でxをくくります。
y=(a+b)x
x=y/(a+b)
よくある間違いと戻り方
- bを引く前にaで割り、bをそのままにする
→ xへの操作の外側から逆に戻します。 - 分子全体をかっこで囲まない
→ y−b全体をaで割ります。 - 指定文字をくくらず割る
→ 同類の文字項をまとめます。
自分で確かめよう
- y=mx+nをxについて解いてください。
- A=(x+y)hをhについて解いてください。
- p=ax−bxをxについて解いてください。
- 逆操作の順を説明してください。
次のレッスンへ
次は、面積・速さなどの公式を目的の量について解き、場面で使います。