LESSON 01

単項式の除法

単項式の除法を理解しよう

除法を分数として捉え、係数と文字を約分する全体像をつかみます。

単項式の除法を理解しよう

このレッスンの役割

前のセクションでは、単項式の乗法を係数と文字に分けて計算しました。ここでは除法を、分数または逆数を掛ける形に直して考えます。

この入口では全体の見通しを作ります。係数、符号、文字の指数、乗除混合は後のレッスンで一つずつ扱います。

おすすめの学び方

割り算記号を見たら、まず分数線へ直します。分子と分母の係数・文字を別々に約分し、何を消したか説明しましょう。

今日の問い

12x³y÷4xyは、なぜ3x²と整理できるのでしょうか。

分数へ直す

12x³y÷4xy
=12x³y/(4xy)

係数は12/4=3です。文字は、

x³/x=x²
y/y=1

なので答えは3x²です。

乗法の逆として確かめる

3x²×4xy=12x³yです。商に割る数を掛けて元へ戻れば、計算を確認できます。

0で割れない

文字で割る式では、分母の文字が0でないことが必要です。12x³y÷4xyでは、4xy≠0、つまりx≠0かつy≠0の範囲で除法として意味を持ちます。

よくある間違いと戻り方

  • 12÷4だけ計算し文字を全部消す
    → 分子と分母に共通する文字だけ約分します。
  • x³÷x=x³とする
    → xを一つ約分してx²です。
  • 0で割れると思う
    → 除法の分母は0にできません。

自分で確かめよう

  1. 10x²÷5xを計算してください。
  2. 18a²b÷6abを計算してください。
  3. 3x²×4xyで元の式へ戻るか確かめてください。
  4. 文字で割るときの条件を説明できますか。

次のレッスンへ

次は、除法を分数や逆数の乗法へ直す二つの見方を確認します。