図形の性質を文字式で説明しよう
このレッスンの役割
前のレッスンでは整数の性質を文字式で説明しました。ここでは図形の長さや面積へ移し、図と式を対応させます。
おすすめの学び方
式を書く前に、各文字がどの辺・どの面積を表すか図へ記号を付けます。変形後は図のどの部分に対応するか言葉へ戻します。
今日の問い
縦a、横bの長方形の周の長さを、なぜ2(a+b)と表せるのでしょうか。
周の長さ
長方形の周は、
a+b+a+b
=2a+2b
=2(a+b)
です。縦横の和a+bが2組あることを表します。
面積の分配
縦a、横b+cの長方形の面積はa(b+c)です。横をbとcへ分けると、部分面積はabとacなので、
a(b+c)=ab+ac
となります。これは分配法則を面積で説明しています。
図形の変化
正方形の一辺をxからx+1へ伸ばすと、面積の増加は、
(x+1)²−x²
=x²+2x+1−x²
=2x+1
です。増えた部分を二つの長方形と一つの正方形としても確認できます。
よくある間違いと戻り方
- 周と面積の式を混同する
→ 単位が長さか面積か確認します。 - 図の一部を二重に数える
→ 分けた領域へ名前を付けます。 - 式変形だけで結論を終える
→ 変形後の各項が図の何を表すか説明します。
自分で確かめよう
- 縦x、横yの長方形の周を表してください。
- a(b+c)=ab+acを面積で説明してください。
- 一辺xの正方形の面積を表してください。
- 2x+1が面積増加を表す理由を説明してください。
次のレッスンへ
次は、計算・説明・方法選択を入試形式で混ぜ、間隔を空けた定着計画を作ります。