図形の向きと保存性を比較しよう
このレッスンの役割
このレッスンは3 / 5、対応点の関係に向きと保存性の手がかりを加える段階です。共通する基準を探す技能を受け取り、三つに共通する性質と対称移動だけの性質を分けます。中心技能は、紙に対する方向と図形の裏返りを区別することです。
おすすめの学び方
三角形の頂点をA→B→Cと指でたどり、像でもA'→B'→C'とたどります。上向き・右向きという見た目だけでなく、たどる回り方が同じか反対かを確認してください。
今日の問い
上向きの三角形が右向きになったら、鏡のように裏返ったと言えるでしょうか。
変わる方向と変わらない性質
| 性質 | 平行 | 回転 | 対称 |
|---|---|---|---|
| 辺の長さ | 保つ | 保つ | 保つ |
| 角の大きさ | 保つ | 保つ | 保つ |
| 形と大きさ | 保つ | 保つ | 保つ |
| 紙に対する向き | 保つ | 変わることがある | 変わることがある |
| 頂点をたどる向き | 保つ | 保つ | 反転する |
回転移動では、上向きが右向きになることがあります。しかし図形を裏返してはいないので、頂点を時計回りにたどっていたなら、像でも時計回りです。
対称移動では鏡像になるため、時計回りと反時計回りが入れ替わります。ただし、左右対称な図形では見た目だけでは反転に気づきにくいことがあります。その場合は対応点と軸の関係を優先します。
よくある間違いと戻り方
紙に対する向きが変わっただけで対称移動だと決める誤りがあります。回転でも向きは変わります。頂点をたどる向きが反転したか、共通の対称の軸があるかを調べます。
自分で確かめよう
三つの移動すべてで保たれるものを二つ挙げよう。
たとえば、対応する辺の長さと対応する角の大きさです。形と大きさも保たれます。
回転移動と対称移動を向きから見分ける手がかりは?
頂点をたどる向きです。回転では保たれ、対称では反転します。
次の「複数の移動を順番に組み合わせよう」へ
次は、二つの移動が続くとき、途中の像を残して順番どおりに追います。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。