定規とコンパスの役割を区別しよう
このレッスンの役割
このレッスンは2 / 5、作図の二つの道具が保証する条件を区別する段階です。作図が性質を再現する操作だという見取り図を受け取り、定規とコンパスの仕事を混ぜずに説明します。ここが、後の作図手順を理由付きで読む土台になります。
おすすめの学び方
各操作の後へ「一直線」か「等距離」のどちらを作ったか書き添えます。道具の名前ではなく、その操作で保証された関係を答えてください。
今日の問い
コンパスは円をきれいに描くためだけの道具でしょうか。それとも、長さを測らずに別の場所へ移せる道具でしょうか。
二つの道具ができること
| 道具 | 作れる関係 | できないと考えること |
|---|---|---|
| 目盛のない定規 | 指定した二点を通る直線 | 目盛で長さを測る |
| コンパス | 一つの中心から等距離の円・円弧 | 数値として長さや角度を読む |
コンパスを線分ABの長さに開き、点Pを中心に円弧を描けば、円弧上のどの点QもPQ=ABを満たします。これは「3.2 cm」などの数値を知らなくても、長さABをPからの距離として移せるということです。
定規は、円弧どうしの交点や与えられた点を結んで直線を作ります。コンパスが候補となる点を作り、定規が必要な点を結ぶことが多い、と整理できます。
よくある間違いと戻り方
定規の目盛を使って同じ長さを取る誤りがあります。数値の読み取りには誤差が入ります。コンパスの開きを変えずに、元の長さをそのまま移します。
自分で確かめよう
二点A、Bを通る直線を引くのはどちらの役割?
定規です。
線分ABと同じ長さを点Pから取るとき、何をする?
コンパスをABの長さに開き、Pを中心に円弧を描きます。
次の「測らずに条件を再現する意味を考えよう」へ
次は、数値を知らなくても、円弧と直線の交点で条件を満たす点が決まることを確かめます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。