移動の選択を混合図で診断しよう
このレッスンの役割
このレッスンは5 / 5、三つの移動を統合する出口です。対応点、保存性、向き、複数移動の順序を受け取り、図に合わない選択の最初の原因を診断します。完成の目安は、移動名だけでなく判断根拠を図の関係で示せることです。
おすすめの学び方
最初から移動名を当てにいかず、対応点を二組以上書きます。その後、平行な同じ矢印、共通中心、共通軸の順に候補を検査してください。
今日の問い
「図形の向きが変わったから対称移動」という答案は、どの確認を加えれば正しい判断になるでしょうか。
判断と診断の順序
- 元の点と像の対応は正しいか。
- AA'、BB'などが同じ向き・同じ長さなら平行移動を検討する。
- 共通のOについてOA=OA'などが成り立ち、角度も同じなら回転移動を検討する。
- 共通の軸がAA'、BB'などを垂直二等分するなら対称移動を検討する。
- 一つで説明できなければ、中間の像がある複数移動を検討する。
誤答A:「紙に対する向きが変わったので対称移動」
回転移動でも紙に対する向きは変わります。頂点をたどる向きと、共通の軸を確認します。
誤答B:「AA'とBB'が平行なので平行移動」
長さと向きも同じか確認が必要です。矢印の向きが反対なら、同じ平行移動ではありません。
よくある間違いと戻り方
一つの手がかりだけで決めると、別の移動にも当てはまることがあります。必ず二組以上の対応点と、その移動に固有の条件を一つ確認します。
自分で確かめよう
回転移動を確定するため、複数の対応点で共通して確かめるものは?
同じ回転の中心、同じ回転角、同じ回転の向きです。各点は中心からの距離も保ちます。
三つの単独移動のどれでも説明できないとき、次に何を調べる?
中間の像をはさむ、二つ以上の移動の組み合わせです。
次の「作図とは何をすること?」へ
移動を選ぶときに条件から図を組み立てました。次は、定規とコンパスで条件を満たす線や点を作る「作図」の考え方へ進みます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。