正の数と0を代入しよう
このレッスンの役割
「代入と式の値」全4レッスンの2番目です。代入の意味を使い、正の数と0で正確に式の値を求めます。負の数は次のレッスンで別に扱います。
おすすめの学び方
①文字を数へ置き換える、②省略された×を戻す、③計算の順序で計算する、の三行を省かず書きましょう。慣れても、誤答した問題ではこの形へ戻ります。
今日の問い
5 − 2x に x = 0 を代入すると、式の値は0になるでしょうか。
基本の三段階
4x + 3 に x = 2 を代入します。
4x + 3
= 4 × 2 + 3
= 8 + 3
= 11
4x の見えない×を戻すことが大切です。
0を代入しても式全体が0とは限らない
5 − 2x に x = 0 を入れます。
5 − 2 × 0
= 5 − 0
= 5
0になるのは 2x の部分です。定数の5は残るため、式全体は5です。
| 式 | x=0のとき |
|---|---|
3x |
0 |
3x + 4 |
4 |
7 − x |
7 |
x/5 |
0 |
この表から、x=0のときに文字を含まない部分が見えやすくなります。
累乗とかっこの順序
x² + 2x に x = 3 を代入します。
3² + 2 × 3
= 9 + 6
= 15
累乗を先に計算し、その後にかけ算、最後にたし算をします。
例題:二つの式を比べる
A = 2x + 1、B = 3x − 2 とし、x = 4 を代入します。
A = 2 × 4 + 1 = 9
B = 3 × 4 − 2 = 10
したがって、このとき A < B です。代入は式の値を求めるだけでなく、二つの数量を比べるときにも使えます。
よくある間違いと戻り方
間違い:4xへx=2を入れて42とする
4x は数字をつなげたものではなく 4 × x です。代入するときは、消えている×を必ず書き戻します。
間違い:x=0なら答えは必ず0とする
0に置き換えるのはxだけです。文字を含まない定数項には影響しません。各項へ色分けすると、残る部分が見えます。
間違い:左から順に計算する
代入後も、累乗→乗除→加減の順序を守ります。まず式を普通の数だけの式へ完全に戻してから計算します。
自分で確かめよう
3x + 7にx = 2を代入して値を求めましょう。8 − 4xにx = 0を代入して値を求めましょう。x² + 3xにx = 2を代入して値を求めましょう。5xへx = 3を入れたとき、53にならない理由を説明しましょう。
答えと考え方
3 × 2 + 7 = 138 − 4 × 0 = 82² + 3 × 2 = 105xは5 × xという積だからです。
次のレッスンへ
正の数と0を正しく代入できました。次は、負の数を一つの数として保つために、必ずかっこへ入れて代入します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。