式を言葉へ戻して確かめよう
このレッスンの役割
「等式・不等式で関係を表そう」全5レッスンの5番目です。式を作る一方向だけでなく、式から言葉へ戻して誤りを見つけます。
おすすめの学び方
各辺へ数量名と単位を書き、不等号は境界の数を実際に入れて読んでください。式と言葉を往復できれば理解は安定します。
今日の問い
120x + 50 ≤ 1000 は、どんな買い物の条件を表せるでしょう。1000円ちょうどは含まれるでしょうか。
式を一文へ戻す
120x + 50 ≤ 1000 は、
「1個120円の商品をx個と50円の袋を買う合計は、1000円以下である」
と読めます。≤ なので1000円ちょうども含みます。
三つの点検
- 左辺と右辺は同じ種類の数量か
- 不等号の開く向きは大きい量側か
- 境界を含む言葉と記号が一致するか
例題
3x + 2 = 20 を「3個でx円の商品と2円」と読むのは不自然です。3xは「1個x円の商品3個」または「1個3円の商品x個」など、文字の定義によって意味が変わります。必ずxが何を表すかを添えます。
よくある間違いと戻り方
間違い:記号だけ正しくても数量の意味を確認しない
式の形が正しくても、左辺が人数、右辺が円なら比較できません。単位を書きます。
間違い:≤を「未満」と読む
等号付きなので境界を含みます。境界値を代入し、条件に入るか確かめます。
間違い:一つの式に意味は一つだけだと思う
文字の定義により複数の場面を表せます。ただし、一つの問題の中では定義を固定します。
自分で確かめよう
80x=400を買い物の言葉で説明しましょう。x+3≥10を人数の言葉で説明しましょう。500−100x>50をおつりの言葉で説明しましょう。- 不等式を点検する三つの観点を答えましょう。
答えと考え方
- 1個80円の商品x個の代金が400円、などです。
- x人に3人加わると10人以上になる、などです。
- 500円から1個100円の商品x個を買ったおつりが50円より多い、などです。
- 数量・単位、向き、境界です。
次のセクションへ
等式・不等式を式と言葉の両方向で扱えました。次は、偶数・奇数や連続整数、図の規則を文字式で一般化し、単元を仕上げます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。