LESSON 01

文字式の利用とマスターチェック

文字式を使って説明しよう

予想を文字式で一般化し、式変形の理由と結論を言葉でつないで説明する。

文字式を使って説明しよう

このレッスンの役割
「文字式の利用とマスターチェック」全6レッスンの4番目です。文字式を作るだけでなく、なぜ結論が言えるかを文章にします。

おすすめの学び方

説明を「文字の定義→式→変形→形の意味→結論」の5段階で書きましょう。計算だけで終わらせません。

今日の問い

連続する二つの整数の和が奇数になることを、すべての場合に通じる形で説明できるでしょうか。

説明の型

連続する二整数を nn+1 とします。

n + (n+1)
= 2n + 1

nは整数なので2nは偶数です。2n+1 は奇数の形です。したがって、連続する二整数の和は奇数です。

必要な五つの部分

  1. nが何を表すか
  2. 対象を文字式で表す
  3. 目的の形へ変形する
  4. その形が何を意味するか
  5. 結論を書く

例題:二つの偶数の差

偶数を 2m2n とすると、

2m − 2n = 2(m−n)

m−nは整数なので、結果は2×整数の形です。よって二つの偶数の差は偶数です。

よくある間違いと戻り方

間違い:2+4=6だからいつも偶数とする

具体例は予想の確認で、すべての場合の説明ではありません。任意の整数を文字で置きます。

間違い:式変形だけで終わる

2(m−n) がなぜ偶数かを言葉で書き、結論までつなぎます。

間違い:nが整数だと書かない

2n が偶数と言えるのはnが整数だからです。文字の範囲を明示します。

自分で確かめよう

  1. 奇数と奇数の和が偶数になることを説明しましょう。
  2. 連続する三整数の和が3の倍数になることを説明しましょう。
  3. 説明の五段階を答えましょう。
  4. 具体例だけでは不十分な理由を答えましょう。
答えと考え方
  1. (2m+1)+(2n+1)=2(m+n+1)
  2. (n−1)+n+(n+1)=3n
  3. 定義、式、変形、形の意味、結論
  4. 調べていない他のすべての場合を保証できないからです。

次のレッスンへ

文字式で根拠まで説明できました。次は単元の技能を混ぜた問題で、誤答から戻るべきレッスンを判断します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。