LESSON 01

等式・不等式で関係を表そう

等式の左辺・右辺を読もう

等号を答えの印ではなく二つの数量が等しい関係として捉え、左辺・右辺を読む。

等式の左辺・右辺を読もう

このレッスンの役割
「等式・不等式で関係を表そう」全5レッスンの1番目です。文字式の計算から、二つの数量の関係を式で表す学びへ移ります。

おすすめの学び方

等号を「答えが出る」と読まず、「左辺と右辺は同じ量」と声に出しましょう。両辺を別々に計算して同じ値になるか確かめます。

今日の問い

3 + 4 = 5 + 2 は、右側に答えが書かれていなくても正しい等式でしょうか。

等号は二つの量が等しい印

等号 = の左側を左辺、右側を右辺といいます。

3 + 4 = 5 + 2
左辺      右辺

左辺も右辺も7なので、この等式は正しいです。等号は「計算の次に答えを書く印」ではなく、「左右が同じ値」という関係です。

等式 左辺 右辺
x + 3 = 10 x + 3 10
2a = a + 5 2a a + 5
120x + 50 = y 120x + 50 y

xを入れて真偽を確かめる

x + 3 = 10 は、xが7のとき成り立ちます。

左辺 = 7 + 3 = 10
右辺 = 10

xが5なら左辺8、右辺10で等しくありません。等式は、ある条件で二つの数量が等しいことを表します。

例題:長さの関係

長さx cmのひもと3cmのひもをつないだ全体が10cmなら、

x + 3 = 10

です。左辺は「つないだ全体」、右辺は「実際の全長」を表し、同じ量を別の表し方で書いています。

よくある間違いと戻り方

間違い:等号を「次に計算する」の意味で連ねる

3+4=7+2=9 は、7と9が等しいことになり誤りです。計算の各行で等号の左右が本当に同じか確認します。

間違い:左辺は文字式、右辺は答えでなければならないと思う

左右は入れ替えても等しい関係は同じです。10=x+3 も等式です。

間違い:xがどんな数でも成り立つと思う

方程式では、等式を成り立たせる特定の値を探します。まず具体値で左右を比べましょう。

自分で確かめよう

  1. 2x + 1 = 9 の左辺と右辺を答えましょう。
  2. 4+5=6+3 が正しい理由を答えましょう。
  3. x+2=8 はx=6で成り立つか確かめましょう。
  4. 等号の意味を一文で説明しましょう。
答えと考え方
  1. 左辺 2x+1、右辺9
  2. 両辺とも9だからです。
  3. 左辺8、右辺8なので成り立ちます。
  4. 左右の数量が等しいことを表す記号です。

次のレッスンへ

等式を左右の関係として読めました。次は、文章の中にある「同じ量を二通りに表した部分」を見つけ、等式を作ります。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。