LESSON 01

代入と式の値

代入と式の値の意味を知ろう

文字を数に置き換える代入と、代入後に計算して得る式の値を区別する。

代入と式の値の意味を知ろう

このレッスンの役割
「代入と式の値」全4レッスンの1番目です。前のセクションで場面を文字式に表せるようになりました。ここでは、文字へ具体的な数を入れて、その場面の値を求める方法を学びます。

おすすめの学び方

「代入」と「式の値」を別の動作として意識しましょう。最初に文字をすべて数へ置き換え、その後で普通の計算をします。途中式を一行残すと混同を防げます。

今日の問い

3x + 2x = 4 のとき、4が「式の値」でしょうか。それとも、計算して得る14が「式の値」でしょうか。

代入は文字を数に置き換えること

x = 43x + 2 に代入します。

3x + 2
= 3 × 4 + 2

この「xを4に置き換える」動作が代入です。4はxに代入する数です。

式の値は代入後の計算結果

代入した後、計算の順序に従います。

3 × 4 + 2
= 12 + 2
= 14

14が、x = 4 のときの式の値です。

言葉 意味 この例
代入する数 文字に入れる数 4
代入 xを4に置き換える操作 3x+2 → 3×4+2
式の値 代入後に計算した結果 14
代入から式の値までの流れ 3xプラス2のxを4に置き換え、3かける4プラス2を計算して14を得る 3x + 2 xに4を代入 3×4+2 計算 14 置き換える → 計算する、の二段階

文字が何かを確かめてから代入する

1個120円のパンを x 個買い、袋代が20円なら、合計は 120x + 20 円です。x = 3 は「パンを3個買う」という意味です。

120x + 20
= 120 × 3 + 20
= 380

式の値380は、3個買ったときの合計金額です。文字の意味へ戻すと、答えの単位も円だと分かります。

よくある間違いと戻り方

間違い:代入する数4を式の値と答える

原因は、「入れる数」と「計算した結果」を区別していないことです。矢印を二つ書き、「xに4を入れる」「その式を計算する」と声に出しましょう。

間違い:式の一部だけへ代入する

x + 2xx = 3 なら、二つのxを両方3にします。一つの式の中の同じ文字は同じ数を表します。

間違い:3xを34とする

3x の間にはかけ算があります。x = 4 なら 3 × 4 です。数字を横に連結しません。

自分で確かめよう

  1. 2a + 5a = 3 を代入した式を書きましょう。
  2. 1の式の値を求めましょう。
  3. x + x + 1x = 4 を代入し、式の値を求めましょう。
  4. 「代入」と「式の値」の違いを一文で説明しましょう。
答えと考え方
  1. 2 × 3 + 5
  2. 11
  3. 4 + 4 + 1 = 9
  4. 代入は文字を数に置き換える操作、式の値は置き換えた後の計算結果です。

次のレッスンへ

代入と式の値を区別できました。次は、正の数と0を代入し、かけ算を補って計算の順序どおりに値を求めます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。