代入と式の値の意味を知ろう
このレッスンの役割
「代入と式の値」全4レッスンの1番目です。前のセクションで場面を文字式に表せるようになりました。ここでは、文字へ具体的な数を入れて、その場面の値を求める方法を学びます。
おすすめの学び方
「代入」と「式の値」を別の動作として意識しましょう。最初に文字をすべて数へ置き換え、その後で普通の計算をします。途中式を一行残すと混同を防げます。
今日の問い
3x + 2 で x = 4 のとき、4が「式の値」でしょうか。それとも、計算して得る14が「式の値」でしょうか。
代入は文字を数に置き換えること
x = 4 を 3x + 2 に代入します。
3x + 2
= 3 × 4 + 2
この「xを4に置き換える」動作が代入です。4はxに代入する数です。
式の値は代入後の計算結果
代入した後、計算の順序に従います。
3 × 4 + 2
= 12 + 2
= 14
14が、x = 4 のときの式の値です。
| 言葉 | 意味 | この例 |
|---|---|---|
| 代入する数 | 文字に入れる数 | 4 |
| 代入 | xを4に置き換える操作 | 3x+2 → 3×4+2 |
| 式の値 | 代入後に計算した結果 | 14 |
文字が何かを確かめてから代入する
1個120円のパンを x 個買い、袋代が20円なら、合計は 120x + 20 円です。x = 3 は「パンを3個買う」という意味です。
120x + 20
= 120 × 3 + 20
= 380
式の値380は、3個買ったときの合計金額です。文字の意味へ戻すと、答えの単位も円だと分かります。
よくある間違いと戻り方
間違い:代入する数4を式の値と答える
原因は、「入れる数」と「計算した結果」を区別していないことです。矢印を二つ書き、「xに4を入れる」「その式を計算する」と声に出しましょう。
間違い:式の一部だけへ代入する
x + 2x で x = 3 なら、二つのxを両方3にします。一つの式の中の同じ文字は同じ数を表します。
間違い:3xを34とする
3x の間にはかけ算があります。x = 4 なら 3 × 4 です。数字を横に連結しません。
自分で確かめよう
2a + 5にa = 3を代入した式を書きましょう。- 1の式の値を求めましょう。
x + x + 1にx = 4を代入し、式の値を求めましょう。- 「代入」と「式の値」の違いを一文で説明しましょう。
答えと考え方
2 × 3 + 5- 11
4 + 4 + 1 = 9- 代入は文字を数に置き換える操作、式の値は置き換えた後の計算結果です。
次のレッスンへ
代入と式の値を区別できました。次は、正の数と0を代入し、かけ算を補って計算の順序どおりに値を求めます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。