数量と単位を表へ整理しよう
このレッスンの役割
文章から式を作る第3段階です。x・yの定義を受け取り、文章中の数値と単位を表へ配置します。立式前に関係を可視化する技能を完成させます。
おすすめの学び方
列には同じ種類の量、行には同じ対象を置きます。各見出しへ単位を書き、空欄が何を表すか式で埋めます。
今日の問い
数字が多い文章でも、どの数どうしを結び付ければよいか一目で分かる方法はあるでしょうか。
代金の表
鉛筆とノートを合わせて10点、鉛筆80円、ノート150円、合計1,010円とします。鉛筆をx本、ノートをy冊と定義します。
| 品物 | 1個の値段(円) | 個数 | 代金(円) |
|---|---|---|---|
| 鉛筆 | 80 | x | 80x |
| ノート | 150 | y | 150y |
| 合計 | 10 | 1,010 |
「単価×個数=代金」が横方向にそろっています。縦の合計から x+y=10、80x+150y=1010 が見えます。
単位が立式を守る
80+x のような式は「円」と「本」を足しているので作れません。単位を見るだけで誤りに気付けます。
速さなら「速さ×時間=道のり」の表、割合なら「もとにする量×割合=比べる量」の表を使います。表の型は変わっても、同じ種類の量を等号で結ぶ原則は同じです。
例題の準備
大人500円、子ども300円で合計20人、合計8,000円なら、
| 種類 | 料金(円) | 人数(人) | 代金(円) |
|---|---|---|---|
| 大人 | 500 | x | 500x |
| 子ども | 300 | y | 300y |
ここまで整理すれば、次のレッスンで二つの式を迷わず作れます。
よくある間違いと戻り方
表へ数字だけを書き、単位を書かないと、個数と代金を同じ列へ置く誤りが起きます。列見出しを「量の名前(単位)」で書きます。80xが何か言えない場合は、単価×個数の横関係へ戻ります。
自分で確かめよう
- りんご120円をx個買った代金を表してください。
- 大人x人、子どもy人、合計30人を表の合計欄へ入れてください。
- 80+x が不適切な理由を単位で説明してください。
- 速さの表で横方向に成り立つ関係を答えてください。
次のレッスンへ
次は、表の縦合計や横関係から、独立した二つの等式を作ります。