LESSON 01

係数をそろえる加減法

係数をそろえて加減法で解こう

最小公倍数で係数をそろえ、加減・解き戻し・検算まで実行します。

係数をそろえて加減法で解こう

このレッスンの役割

前の二つのレッスンで倍率を選び、式全体を数倍しました。ここではその技能をつなぎ、係数が異なる連立方程式を最後まで解きます。

おすすめの学び方

「選択 → 数倍 → 加減 → 一文字 → 解き戻し → 検算」の六段階を一行ずつ書きます。

今日の問い

2x+3y=12と3x−2y=5を、どの文字を消して解けばよいでしょうか。

yを消す

yの係数3と−2の最小公倍数は6です。

一式目を2倍: 4x+6y=24
二式目を3倍: 9x−6y=15

二式を足します。

13x=39
x=3

x=3を一式目へ戻します。

6+3y=12
3y=6
y=2

解は(3,2)です。

検算

2×3+3×2=12
3×3−2×2=5

両方を満たします。

別の文字を消しても同じ

この例でxを消すなら、一式目を3倍、二式目を−2倍して6xと−6xを作れます。計算量は増えますが、正しく進めれば同じ(3,2)になります。方法の違いで解は変わりません。

よくある間違いと戻り方

  • 倍率を係数だけへ掛ける
    → 式全体を数倍します。
  • そろえた後に誤った操作を選ぶ
    → 6yと−6yは足します。
  • 解き戻しを忘れる
    → 解は二文字の組です。

自分で確かめよう

  1. 3x+2y=8、2x−3y=−1で消す文字を選んでください。
  2. 必要な倍率を書いてください。
  3. 例題の解を二式で検算してください。
  4. 六段階を順に答えてください。

次のレッスンへ

次は、係数合わせで起きる倍率・符号・全項処理の誤答を診断します。