二元一次方程式を式から見分けよう
このレッスンの役割
前のレッスンで数量関係から式を作りました。ここでは与えられた式が二元一次方程式かを、条件に基づいて判定します。
おすすめの学び方
文字が二つあるか、各項の次数が1以下か、文字どうしの積や文字の分母がないかを順に確認します。
今日の問い
xy=6は文字が二つあるのに、なぜ二元一次方程式ではないのでしょうか。
判定の条件
二元一次方程式はax+by=cの形へ整理できます。
- 2x+3y=7: 該当する
- x−y=0: 該当する
- x²+y=5: x²があるので該当しない
- xy=6: 文字の積は二次なので該当しない
- 1/x+y=4: 文字が分母にあるので該当しない
整理してから判断する
2(x+y)=6は展開すると2x+2y=6なので二元一次方程式です。
x(x+y)=4はx²+xy=4となり、一次ではありません。
一文字だけの場合
2x=6は一次方程式ですが、「二元」ではありません。yの係数を0と見て形式的に扱う場合もありますが、この導入では二つの未知量を含む式と区別します。
よくある間違いと戻り方
- 文字が二つなら合格とする
→ 次数と文字の積も確認します。 - かっこがあるだけで除外する
→ 展開・整理して判断します。 - 項の個数を次数とする
→ 各項の文字の指数を見ます。
自分で確かめよう
- 3x−4y=1は該当しますか。
- x²−y=2はどうですか。
- 4(x−y)=8はどうですか。
- xy+x=5を除外する理由を説明してください。
次のレッスンへ
次は、二元一次方程式についての典型的な読み違いを診断します。