何をx・yとするか決めよう
このレッスンの役割
文章から式を作る第2段階です。全体手順の最初として、求める二つの数量をx・yへ割り当てます。正しい定義は、立式と答えの解釈の土台です。
おすすめの学び方
「xを○○、yを○○とする」ではなく、「xを○○の個数(個)」のように単位まで書きます。問題の最後に何を聞かれているかから逆に決めましょう。
今日の問い
xとyは自由に決められるのに、なぜ定義を書かなければならないのでしょうか。
文字は数量の名前
「りんごとみかんを合わせて12個」の問題で、
xをりんごの個数(個)
yをみかんの個数(個)
と定めます。すると x+y=12 の各項がすべて「個」という同じ種類の量になります。
xとyを逆にしても数学的には解けますが、答えの順番が変わります。定義がなければ (5,7) が何を表すか分かりません。
良い定義の条件
- 問題で求める二つの量を選ぶ
- 量の名前を具体的に書く
- 単位を書く
- xとyを最後まで入れ替えない
- できれば式が簡単になる量を選ぶ
例題
大人と子どもの入場者数を求める問題なら、
xを大人の人数(人)
yを子どもの人数(人)
とします。「入場料」をxとすると、単価なのか合計代金なのか曖昧です。求める数量そのものを定義します。
速さの問題では、求めるものが時間なら xを行きの時間(時間)、yを帰りの時間(時間)のようにします。単位を分に統一するなら定義にも分と書きます。
よくある間違いと戻り方
「xをりんご、yをみかん」とだけ書くと、個数・重さ・代金のどれか分かりません。式の各項へ単位を書き添え、xが何単位の数量か確認します。途中でxとyを逆にした場合は、最初の定義へ戻り全式を読み直します。
自分で確かめよう
- 赤玉と白玉の個数を求める問題でx・yを定義してください。
- 大人券と子ども券の販売枚数を定義してください。
- 「xを電車」とする定義の曖昧さを説明してください。
- xとyを逆にしても解けるのに定義が必要な理由は何ですか。
次のレッスンへ
次は、定義した数量を行と列に置き、単位のそろった表へ整理します。